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『残念な人の思考法』著者が語る“残念な人”脱出の極意

[2010年11月18日]

ベストセラー『残念な人』シリーズの著者、山崎将志氏が「残念な人脱出法」を教えます!

今、『残念な人の思考法』(日本経済新聞出版社)と『残念な人の仕事の習慣』(アスコム)という本がベストセラーになっている。著者であるビジネスコンサルタントの山崎将志氏によれば、“残念な人”とは、「努力をしているのになぜか結果が出ない、いわばもったいない人」のことだという。

近頃増加しつつあるという“残念な人”だが、当の本人にとっては努力をしているつもりでいるだけに、なかなか脱することが難しい。「実は私もかつては“残念な人”だったんです」と語る山崎氏は、その脱出法について次のように語る。

「職場で決めたマニュアルどおりにしかやらない人は残念な人。マニュアルオペレーションというのは誰でもできます。必要なのは、そこから一歩進んでどうすればもっと効率的にできるかを考えることです。それに今の時代、お客さんのニーズは多様化しています。常に新しいことを提案していく意識が必要です」

例えば、あるチェーン店のハンバーガー店で働いていたとしよう。そこにハンバーガーを注文した客が、「(チキンにつける)バーベキューソースをもらえますか?」と頼んできた。マニュアルでは、「それはできないんです」と断ることになっている。そのマニュアル通りに断り続ける人は “残念な人”。上司に「今日、バーベキューソースを単品で欲しがる人がいた。これからは単品で売ってはどうか?」と提案できれば“できる人”になれると山崎氏。

また、自分と違う人の立場に立つことも“残念な人”からの脱出法だという。例えば、従業員としての自分の利益を超えて、自分が経営者ならどうするかという目線でお店や会社が儲かるにはどうしたらいいのか考えることがそれに当たる。

「“残念な人”にならないためには、常に新しい提案をしたり、自分と違う人の立場になって仕事をするなど、お店や会社にとって必要な人になっていなくてはいけません。そして自分は今、誰と比較されているのか、何が自分の武器で、それをきちんと使いこなしているかを考えることが、“残念な人”脱出法の極意でもあります」

つまり、「自分自身をよく知れ」ということ。“残念な人”を脱出するためには、まずは“残念な人”である自分を自覚することから始めなくてはいけない。

(取材/村上隆保 撮影/山形健司)


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