テレビ東京で初の冠番組『URAKARA』もスタート。いまや人気絶頂のKARAが突然、分裂・解散の危機に!? いったい、5人に何が起こったのか?
「リーダーのギュリ(22歳)を除く、スンヨン(22歳)、ニコル(19歳)、ハラ(20歳)、ジヨン(17歳)の4人が突然、代理人を立て、所属事務所のDSPメディアに専属契約の解除を申し立てたんです。その後、ハラは翻意したものの、残る3人は事務所がソウル市に用意したアパートから荷物も運び出し、徹底抗戦の構えです。トラブルが長引けば、グループの解散もありえますね」
代理人によれば、彼女たちが事務所に三行半を突きつけた理由は「メンバーに説明せずに、さまざまな不正契約を結び、人格を冒涜されたから」。
はて、どういうことなのか? イマイチわからない。
「つまるところはお金の問題ですよ」
そうささやくのは韓国大手レコード会社の元日本支社長だ。
活躍の目立つK-POP勢だが、韓国内の市場は意外と小さい。例えば、2008年度の国内売り上げは約1億4千万ドル。日本の音楽市場の約30分の1ほど。元支社長が続ける。
「見た目の華やかさと裏腹に、マーケットの小ささが災いして、さほど儲からないのが韓国の音楽産業の実情。だから、ほとんどの事務所が所属アーティストの海外進出を狙うことになる。韓国内での儲けが少ない分、アジアや北米で稼ごうと必死なんです」
ただ、ポッと出の素人では韓国内はともかく、目の肥えた海外のエンターテインメント市場では通用しない。そのため、K-POPグループはデビュー前に平均して3年間前後、歌とダンスの猛レッスンを重ねる。長期育成だ。
「その間のレッスン料や生活費は事務所の負担です。当然、タレントへの投資はかなりの額となる。この投資を少しでも早く回収しようと、事務所はタレントに過酷な契約を押しつけてしまうのです。7年、10年の長期契約はザラ。なかには生涯契約を結ばされたアーティストもいるほど。いわゆる、奴隷契約です」(元支社長)
韓国内で鳴かず飛ばずの間は奴隷契約に甘んじるアイドルは少なくない。「売れるまでは!」と、歯を食いしばって耐えているからだ。
しかし、これが海外進出で一発当てると途端に豹変するのだとか。韓国芸能界に詳しいジャーナリストが言う。
「日本やアメリカではマネジメント契約は1年ごとに更新するのが普通。この契約書を見て、ほとんどの韓国アイドルが目覚めるんです。自分はこれまでなんてひどい奴隷契約を強いられてきたんだろうって(苦笑)」
そこで一転、ギャラの値上げや待遇改善を所属事務所に迫るケースが多いのだという。
「その典型が先の東方神起の分裂トラブルであり、今回のKARA解散危機なんです。今年、日本では10組前後のK-POPユニットのデビューが予定されている。そのなかから第2、第3の東方神起、KARAが現れてもまったく不思議ではありません」(元支社長)
海外でヒットすればするほど、崩壊の危機に追い込まれる。K-POPの抱える体質は皮肉というほかない。
K-POPは一刻も早く奴隷契約を一掃すべし! だってKARAや少女時代、もっと見ていたいんだもん。
(撮影/髙橋定敬)













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