週プレNEWS TOP ニュース 内定もやりがいも手に入れる、バイトから正社員を目指す“新・王道就活”

内定もやりがいも手に入れる、バイトから正社員を目指す“新・王道就活”

[2011年02月21日]

もうマニュアル本はいらない。新しい就活を紹介!

最近、大学生の就活で、新たな方法が注目され始めているという。それは、『就活サイト』を利用したり、セミナーや説明会に参加するといった、いわゆる“王道就活”には見向きもせず、アルバイトから正社員を目指す方法だ。

大学卒業後、弁護士を目指した林洋介さん(仮名・31歳)は、ロースクールの浪人中にやっていたバイトから外資系PR会社に就職した。自身の経験を次のように語る。

「仕事の内容は主に取引先の企業について書いてある雑誌・新聞記事のまとめなど。本当に雑務一般の補助的なものでした。ただ、そのなかでも『頼んでよかった!』と思わせるスピードで仕事に取り組むことは心がけていました。あと、どんな理不尽なことがあっても、その場は笑顔で受け止めると決めていましたね」

結局、家庭の事情でロースクールへの進学をあきらめることになった林さん。しかし、バイトでの真面目な仕事ぶりが認められ、グループ会社の社長から異例の正社員採用の声がかかった。年収は手取りで420万円。バイト時代の約3倍になった。

また、大阪市内の某居酒屋で働く塩野敬太さん(仮名・28歳)もそんなひとり。幼い頃から将来は飲食業で働くと決めていた塩野さんは、大学時代も授業より居酒屋でのバイトに力を入れていたという。厨房を担当し、在学中に調理師免許も取得した。

「バイト仲間とも仲よくなったけど、社員さんと飲むほうが多かったですね。大学の学費を自分で出していたので、バイトを“小遣い稼ぎ”というより“仕事”として見ていて、社会人と話すほうが面白かったんです。卒業時、その大手チェーン居酒屋から正社員に誘われたんですけど、飲食業以外の世界も知りたくて一度、商社に就職しました。で、4年間経験を積んで、そろそろ飲食業に復帰しようと思っていた頃、ちょうど元のバイト先の店長が独立するところだったんです。熱烈にスカウトされてオープニングスタッフとして働くことになりました」

バイトから社員になると、「自分のイメージと実際の仕事内容や給与にほとんどギャップがない」と前出の林さんは語る。また、塩野さんも今の仕事は「やりがいにあふれている」と言う。会社でどんな仕事ができるか、自分はどんな仕事をしたいか、それはインターネットやセミナーでは分からない。バイトでもいいから、その世界に飛び込んで肌で感じてみる、それが本当の意味での“王道就活”なのかもしれない。

(取材/中尾 巴、写真/井上賀津也)

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