週プレNEWS TOP ニュース エンタメ 【音楽】カギは有言実行の“猪木イズム”!? ケミストリー、挑戦の10年

ニュース

【音楽】カギは有言実行の“猪木イズム”!? ケミストリー、挑戦の10年

[2011年03月10日]

デビュー10周年を迎えたケミストリーが、完全・最強のベスト版をリリース

今年、活動10周年を迎えるCHEMISTRY。メモリアルな作品となるベスト盤は、ふたりの挑戦の軌跡だ。この10年、彼らが追い求めてきたものとは?

――デビュー自体が社会現象でした。『PIECES OF A DREAM』はいきなりミリオンを突破しましたし。

堂珍 当時はいろんなことがまだよくわかってなくて、聴く人の気持ちも考えてなかったし、自分の感情の整理もつかないまま歌ってましたね。

川畑 2、3年目くらいまでは「この曲、いつまで歌うことになるんだろう……」って思ったりしてたんですよ。どこ行ってもついて回るから。でも、たくさんの人に届いた曲がデビュー曲だっていう時点で恵まれてることなんだなって、今は思えますね。

――“R&Bバラードのケミストリー”を印象づけた曲でもありますけど、そこにとどまらず、この10年で相当な進化を遂げてますよね。

川畑 デビュー5周年のとき(06年)も僕らの作品を振り返ったんですけど、それがひとつのターニングポイントだったかもしれないですね。急に危機感を覚えたんですよ。

――具体的に言うと?

川畑 それまではレールを敷いてもらって、それに乗っかってたところもあって。自分たちに何ができるのか、この先どうなるのか、不安になったんです。すでにセルフプロデュース作業もしてはいたんだけど、結局、曲は信頼する作家とのやりとりのなかから生まれるから、僕らで全部やってる手応えはなかったし。

堂珍 僕もシンガーだけじゃなく、シンガーソングライターとしてもやっていきたいとか、可能性を探りたい気持ちになってたんですよ。だから、間違ってもいいから自分の意見を言うとか、モチベーションを高めていきましたね。

――確かにそれ以降、ふたりが詞・曲を手がけたり、ほかのアーティストにコラボを持ちかけたり、けっこう攻めてるなぁと(笑)。最近は歌だけじゃなく、ダンスにも挑戦したり。

川畑 気持ち的に、焦燥感がずっと続いてるんですよ。だからこそ頑張れるみたいな。

堂珍 新しく出会う人が、視野を広げてくれるのもあるし。

――でも、常に挑戦を続けるっていうのは相当タフだし、思い悩むこともありますよね。

川畑 そういうときは地元の友達に会いに行きます。キレイに歌うことにとらわれて悩んでた時期があったんですけど、「最近の歌はよくない」とか「伝わってこない」ってストレートに言ってくれるんです。ハッとさせられますよね。それで、「形より感情だろ!」って思い直して軌道修正したり。

堂珍 僕は深く考えないようにするのも大事だと思うんですよ。いい悪いっていうのは、後からついてくるものなんで、とにかく「次はどうする?」ってことだけを考えてやるようにしてます。

川畑 あとはアントニオ猪木さんの影響もデカいかな(笑)。親しくさせてもらってるんですけど、とにかく有言実行の方じゃないですか。会うたびに、僕らも見習わなきゃって元気がわいてくるんですよ。

――“猪木イズム”の継承者として、この先も挑戦を続けていってくださいよ。

川畑 最近は男性ファンも多くて、“兄貴”なんて呼んでくれる若いコもいるし(笑)。歌以外に、気持ちの部分もちゃんとわかってくれてるのかもしれませんね。

堂珍
人生が120パーセントうまくいくなんてことないんですよ。仕事が成功してるときは、プライベートを犠牲にしてたり。でも僕は音楽をやってるだけで元気になれるから、その幸せを感じながら歌い続けていきたいと思いますね。

川畑 僕らはひとりではなくてふたりで、しかも違うよさがある。それぞれのよさを活かせばジャンルにとらわれずになんでもできる。それが10年かけてわかったんですよね。

(取材・文/大野智己 撮影/佐賀章広)

■CHEMISTRY
堂珍嘉邦(左)と川畑要によるボーカルデュオ。テレビ番組『ASAYAN』のオーディションを経て2001年3月、『PIECES OF A DREAM』でデビュー。『Point of No Return』『アシタヘカエル』などヒット曲多数。4月からはデビュー10周年を記念する全国ツアーを開催。

『CHEMISTRY 2001‐2011』(デフスターレコーズ)
デビュー曲から最新シングル『a better tomorrow』までのヒット曲はもちろん、ファン投票による通好みな曲や、「ASAYAN超男子。川畑・堂珍」時代の仮デビュー曲(!)まで完全網羅。10周年を飾る最強のベスト盤。


関連コンテンツ

No.19・20 May 19th 2014

コミックス告知

連載コラム

Column

連載コラムを見る

人気記事ランキング

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】こんな浅川見たことない! 浅川梨奈の最高傑作!

もっと見る

Back Number

  • No.15 Apr 10th 2017
  • No.14 Apr 3rd 2017
  • No.13 Mar 27th 2017
  • No.12 Mar 20th 2017

 

Gravure Gallery

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 『週プレ クルマ増刊』
  • 週プレ グラビアスペシャル増刊NEW YEAR2017
  • 馬場ふみか写真集『ぜっぴん』
  • 馬場ふみか写真集『色っぽょ』
  • 内田理央写真集『だーりおといっしゅうかん。』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2017年No.15