週プレNEWS TOP ニュース 政治・経済 【不定期連載】鈴木宗男×佐藤優 獄中往復書簡「ムネオ・チャンネル!!」第6回

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【不定期連載】鈴木宗男×佐藤優 獄中往復書簡「ムネオ・チャンネル!!」第6回

[2011年03月21日]

「小泉純一郎症候群」にとらわれている菅首相は
「反小沢解散」に打って出る?

刑務所(栃木県・喜連川社会復帰促進センター)で給食係を務めているわれらが鈴木宗男・新党大地代表(前衆議院議員)から2月24日に手紙が届いた。民主党が展開する国民不在の「内ゲバ」に関して、鈴木氏は怒り心頭だ。刑務所の検閲印が押された便箋にこう書いてある。

〈民主党の党内亀裂、対立には唖然とする。国会議員の一番の仕事は国民生活を守る事であり、その最大の裏付けは予算である。その予算が成立するかどうか大変な時期に小沢一郎元代表の処分問題、新人16人の会派離脱騒ぎ、これら一連の責任は菅首相、岡田幹事長ら執行部にある。敵、味方、排除の論理はいけない。

民主主義は手続きであり、次に中身である。冷静に物事を進める判断がなぜ出来ないのか。鬼の東京地検特捜部が一年かけて小沢氏本人周辺を捜査しても立件出来なかったことを検察審査会で強制起訴されたから処分というのは無理がある。最終判決が出てから考えれば良い事でないか。なぜ大人の対応が出来ないのか頭をかしげる。政治家の基本は「心」であり「情」である。民主党の議員は偏差値は高いが、これを失ってはいけないという一番大事なことをどうも忘れているのではないか〉

筆者には、菅首相が「小泉純一郎症候群」にとらわれているように思えてならない。小沢一郎という敵をつくり総選挙に打って出れば、郵政民営化選挙のような奇跡が起きると菅さんは勘違いしているのではないだろうか。さらに鈴木氏は民主党の権力闘争を“子供の喧嘩”と斬って捨てる。

〈あわせて子供の喧嘩にも見えてくる。単純な好き嫌い、あの人いや、この人いい、何かと分けたがる空気が感じられる。自民党は激しい派閥抗争、角福戦争、40日抗争等をやってきたが、国会で野党と対立しても、ここ一番、国家、国益に関することでは一枚岩でまとまった。民主党には政権党の何たるか、その責任、重さに対する自覚が(野党時代が長かったせいもあるし、急造の国会議員が多いことも原因と思うが)希薄である。

小沢一郎元代表を軽く見てはいけない。42年議員をやり様々な経験を積んで今日ある人だ。この人の智慧を活かすようでないと民主党はもたない。国民が与えてくれた政権交代という厳粛な事実を大事に大事にしていただきたいものだ。民主主義は「議論に議論を重ね、そこで得た結論は尊重する」が大前提。最初に批判ありきは独裁的やり方だ。大人の対応をする民主党であってほしい〉

菅さんは独裁者ではなく、自己中心的な子供なのだ。子供に国益を考えろと言っても無理だ。小沢派の1年生たちもつるまずに、ひとりで白だすきを掛けて首相官邸に乗り込んで菅首相と刺し違えるくらいの胆力を見せてほしい。そして、菅さんに「国民はあなたの顔がテレビに映るとチャンネルを換えている。生理的に嫌悪される段階になっているので進退について考えたほうがよい」と引導を渡してほしい。

(文/佐藤 優 取材協力/小峯隆生)

■新党大地HP【http://www.muneo.gr.jp/


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