現代の女性が結婚相手に求めるものは、安定した経済力。つまり、お金を持っている男性はモテます。では逆に、収入の少ない男性はモテないのか? 早稲田大学で『恋愛学入門』という講義を持っている森川友義教授が、フリーターでも商社マンに恋愛で勝つ方法を明かしてくれました。
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日本では終身雇用制が崩壊しつつあり、若者の間ではフリーター、非正規雇用の比率が非常に高くなってきており、いまやフリーターは400万人、非正規社員は1700万人に上るといわれています。
こうしたフリーターや非正規社員の年収は、正規社員に比べてどうしても低くなってしまうのですが、恋愛では、「男性の年収と女性の見かけは均衡する」といわれるので、彼らにとっては非常に不利な状況といえます。
例えば、年収1千万円を超える商社マンは、その肩書だけで魅力度の高い女性がすり寄ってくることがあります。だからフリーターや非正規社員は彼らと真っ向勝負しても勝ち目はありません。ならばどうすればよいか?
というわけで今回のテーマは、投資とリターンの話です。これまで何度も申しているように、男女の恋愛は投資をしてリターンを求めるものです。冗談を売って笑いを買う、デート代を出してキスを買う、というふうに男の側が何かをして、女の側から何かを受け取るということです。
では男が投資できるものとは何か? ずばり「お金」「時間」「エネルギー」の3つです。これらはすべての男性が多かれ少なかれ持っているもので、この3つをいかに有効に投資するかがモテの秘訣になります。たとえるなら、トランプやルーレットにおけるチップのようなものと考えてください。
では、この3つを全部持っている男はいるのか? なかなかいません。例えば、商社マンにはお金はあるかもしれませんが、「時間」や「エネルギー」がありません。だからせっかく好きな人とつき合っても、残業時間が長く仕事がきついために「時間」と「エネルギー」が不足して、恋愛が長持ちしないこともしょっちゅうです。ゆえに短期恋愛を繰り返すことになります。
その点、フリーターにはお金はなくとも「時間」と「エネルギー」は十分にあります。商社マンよりもたくさんチップを持っているのです。だからフリーターが商社マンに恋愛で勝つためには、時間とエネルギーを有効に使って、不足するお金を補えばよい。つまり、フットワークの軽さが求められているのです。
フットワークの軽さとは、例えば、手書きのラブレターを書く、まめにメールする、デートをたくさんする、手料理をつくってあげる、女性の記念日を覚えている、送り迎えをする、彼女の歌をつくる……、挙げればきりがありません。商社マンにできなくて、フリーターにできることはけっこうたくさんあるのです。
もちろん、「お金」というチップをたくさん持っているに越したことはありませんが、持っていないのであれば、いかにそのほかのチップを有効に投資するか、高度な戦略を持って臨まなければなりません。
■写真/井上賀津也
(週刊プレイボーイ7月11号『森川友義教授の超科学的恋愛講座』より)













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