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男性は30代後半に結婚するのがベストの選択

[2011年10月06日]

恋愛に関する書物を多数執筆している森川友義教授。「結婚できない男性」にちょっと耳寄りな「恋愛学」を講義してくれました。

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もし結婚の時期を自分で決められるなら、早いほうがいいのか、それとも遅いほうがいいのか? よく聞かれる質問です。

いずれにもメリットとデメリットがありますが、結論から言うと、男にとって結婚は遅いほうがメリットが多いといえます。特に「恋愛均衡説」(ステキな男とステキな女、そうでない男とそうでない女がカップルになる)から考えると、晩婚のほうがより魅力的な女性と結婚できる可能性が出てきます。

ここで、25歳で結婚する場合と35歳で結婚する場合のふたつのシナリオを見てみましょう。25歳で結婚することのメリットは、性欲がピークの年齢において、安定的に性処理ができることと、子供が育った後の老後が楽になる、の2点に集約できます。

若いときはテストステロンの影響で性欲も旺盛、ひとりの女性を保有し安定的にセックスができるのは魅力的です。また、27歳で子供をもうけたとしても、子供が大学を卒業するときにはまだ50歳くらい。その後の夫婦水入らずの関係を長く続けられます。

ただし、デメリットは、50年以上も同じ女性に束縛されることと、25歳から昇進や昇給で男の価値が上昇することで、もっとステキな女性と結婚できたのではないかと後悔することが考えられる点です。

男の資産価値は年齢とともに上昇します。さまざまな年齢別統計によれば、25歳の平均年収は約300万円、貯蓄額は100万円余りである一方で、35歳の平均年収はおおよそ500万円、貯蓄額は700万円程度です。つまり、35歳のほうが資産価値が高い男になっているということです。「恋愛均衡説」に従えば、25歳のときには魅力度60点くらいの人とカップルにならざるを得なかった男も、35歳では80点くらいの女性も視野に入るということです。

男のモテ度は収入や社会的ステータスに比例する傾向があるので、年齢を重ねれば重ねるほどモテていく仕組みになっているのです。ならば50歳の男はアラサーの美人と結婚してハッピーになれるのかといえば、そう簡単ではありません。50歳までいってしまうと、今度は女性の側に老後の面倒を見なければならないという不安がよぎるからです。このように年齢がいきすぎてもモテ度は減少してしまうようです。

原則として晩婚のメリットは男にありますが、40歳を超えてしまうと問題が顕在化するので、できれば30代後半くらいに結婚するのがベストということになります。

しかし、将来性のある男は、女性から「青田買い」されてしまうのがこの世の常。今、平社員でも、将来有望な男はその可能性を見越されて女性の掌(てのひら)に乗り、結婚へと導かれてしまうものです。将来有望な男も、強烈な性欲に負けて早く結婚してしまうこともしばしばのようです。

森川友義(もりかわ・とものり)
早稲田大学国際教養学部(政治学)教授。大学では「恋愛学入門」も教える。恋愛に関する著書は『結婚は4人目以降で決めよ―恋愛と結婚と浮気の政治経済学』(毎日新聞社)など多数。


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