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映画『ピラミッド5000年の嘘』のプーヤール監督インタビュー。「ピラミッドは超古代人からの“警告”だ!」

[2012年02月29日]

いったい誰がどうやって、なんのためにつくったのか? 地上最大のミステリー、大ピラミッド。その謎にフランス人映画監督が迫る!

ピラミッドの建築精度は現代技術でも至難の業

世界四大文明のひとつで、紀元前3000年頃に誕生したとされるエジプト文明。その象徴的存在である「ギザの大ピラミッド」は、国王が20万人を動員し、粗末な道具を使用して20年でつくり上げた……というのが考古学の〝学問的常識〟になっている。

ここで、あらためて冷静に考えてみたい。果たして本当にそんなことが可能なのだろうか? 実際、近年の最新テクノロジーを利用した調査でも、従来のピラミッドの常識を覆す新事実が次々と判明しているという。しかし、なぜかそれを認める学者は極めて少ないのだが……。

そんな〝禁断の謎〟を解くべく、ひとりのフランス人映画監督が立ち上がった。現在、日本でも公開中のドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』は、ある研究者の37年にわたる調査をもとに、構造工学者、建築家、精密工学者など各界の専門家の協力を得て、6年間かけてあらゆる疑問点を検証した執念の謎解きドキュメンタリーだ。

エジプト考古学の権威たちにガチンコで異論をぶつけ、その〝嘘〟を暴いていく衝撃作を引っ提さげて来日したパトリス・プーヤール監督に、都内某所で話を聞いた。

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――実は昨年、本誌もギザの大ピラミッドを取材しました。あれほどの巨石建造物が、クレーンやトラックなどの重機も使わず、約20万人による〝人力〟だけで完成したとは信じられません。

私も初めてこの目で見たとき、直感的にそう思ったよ。何より200万個以上もの巨石をどうやって切り出し、運び、積んだのか。考古学者たちは『石とノミ、ロープくらいしか道具がなかったはずだから、それでつくったに違いない』と言うばかりで、誰も納得のいく説明をしてくれない。

――「実際に建っているんだから、頑張ってやったんじゃないの?」と(苦笑)。

冷静に考えれば、現代のような高度な機械を使ったとみるほうが合理的だ。あの石の加工は人の手でできるレベルじゃない。0.1㎜単位の精度で、硬い石を曲線に切っているんだよ!

――現代の技術に照らし合わせても、あの断面をつくれるのはレーザーかウオータージェット、超音波切断くらいしかありません。

あるいは、磁場を操ることができれば理論的には可能だけどね。とにかく、実際にわれわれがピラミッドをレーザーで測定したところ、高さ146mもあるピラミッドの頂点は正確に底面の中心の真上にある。誤差はたった0.3㎜。この精度は、現代の測定技術をもってしても至難の業だよ。

それに、一見ランダムに見える石の積み方も、実はサイズの違う多くの石が左右対称になっていることがわかった。ある部分は曲線的に、ある部分は鋭くクサビ状にカットされてね。これだけ接合部分が複雑なのに、カミソリの刃さえ入らない。すさまじい精度だよ。この力を分散する精密な組み方こそが、5000年を超える時を経てもなお崩れないピラミッドの〝耐震構造〟の秘密だろう。

各所にちりばめられた黄金数、円周率……

――それに、約20年とされる建造期間も疑問です。本誌が一昨年に調査したメキシコの「太陽のピラミッド」は、完成までに約150年を要しています。その2倍以上の高さで、個々の石もはるかに大きいギザの大ピラミッドがわずか20年というのは……。

そのとおり。期間も方法も、信じられないことだらけだ。もちろん、私も当初は高度な計測機器、加工・運搬機械を使ったという〝空想科学的な仮説〟は選択肢から外していたよ。しかし、ある研究者にピラミッドの〝数字的特異性〟を教えられてから、この建造物を無知な古代人がつくったとはどうしても考えられなくなったんだ。

――映画でも詳しく検証されていますが、物が最も安定し、かつ美しく見える「黄金数」のことですね。天体の動きや鉱物の結晶、多くの動植物を形づくっている「1:1・618」の比率。

計測してみたところ、ギザの大ピラミッドも高さと底辺は正確に1:1・618の比率でつくられている。さらに調べていくと、なんと円周率や光の速度まで知っていたことを示すような数字が各所にちりばめられているんだ。

――円周率や光の速度……!?

とにかく、ピラミッドは間違いなく精密な設計図をもとにつくられ、そしてたった0.3㎜の誤差で完成した。考古学者はすべてを『単なる偶然の一致だ』と言うけれど、これほどのことが偶然に一致するなんてあり得るだろうか? 宝くじの1等を100回連続で当てた人を、無条件で『イカサマではない』と信じるようなものだ。

――確かに、とても学問的な態度とはいえません。

それだけじゃない。世界にはほかにも巨石文明の遺跡があるけれど、それらがエジプト文明とまったく同じ石組み法を使っていることはどう説明する? 遺跡間の距離は、遠いものなら1万㎞をはるかに超える。しかも、その間の地域には、技術を伝承した形跡がま
ったくない〝飛び石状態〟……。

現在の学問的常識に照らし合わせれば、当時の技術水準ではコミュニケーションなど取りようがない距離だ。考古学者たちは、これも偶然と言うのかな? さらに驚くべきことに、これらの世界各地の巨石文明は、ある一定の直線上に並んでいるんだが、これもすべて偶然と言うのかな?

――合理的に「偶然ではない」と考えれば、何かの意図が隠されていることになります。

イギリス人小説家オルダス・ハクスリーは『事実は無視されても消滅することはない』と言ったが、私もそう思う。人間はつい〝思い込み〟や〝信念〟に縛られてしまう。ノミとロープを持った人々が、地球上で最も巨大で複雑な建造物を建てたという話を疑おうとしなくなってしまう。『高度に発展した超古代文明が存在し、その後、絶滅した』という合理的な仮説を誰も議論しなくなってしまう。

長年の調査の末、私は一切の固定観念を捨てた。ピラミッドに込められた〝警告〟とはなんなのか。皆さんも一度、固定観念を捨てて自由に考えてみてください。私の願いは、映画を見てくれた人々が声を上げ、それが届いて学問の世界を変えること。偏見を持たず皆で調査し議論すれば、新しい真実が見つかると信じています。

パトリス・プーヤール監督
映画監督・脚本家。フランス人。テレビ番組用のスポーツ映像編集からキャリアをスタート。2001年に自らの脚本による初長編監督映画『サバイブ・ルーム』を発表。現在は次回作を準備中で、『ピラミッド 5000年の嘘』の続編も監督予定

(取材・文/近兼拓史 撮影/髙橋定敬)


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