週プレNEWS TOP ニュース 消費税増税の切り札“小沢切り”で野田・谷垣が目論むシナリオとは?

消費税増税の切り札“小沢切り”で野田・谷垣が目論むシナリオとは?

[2012年03月13日]

2月29日、日本テレビが民主党・野田首相と自民党・谷垣総裁の“密談劇”をスクープした。両党のトップによる極秘会談の裏には、消費税増税を成立させるための“小沢切り”が画策されたと見られている。

野田政権が推進する「消費税10%」はもともと自民党の公約。しかも、谷垣氏は“元祖10%論者”であり、法案成立に協力することは政策的にも筋が通る。だが、100人以上の議員で構成される民主党最大派閥の小沢グループは、その大半が1年生議員。今の民主党の低支持率では、総選挙になれば大量落選は必至と見ており、何としても「解散」は避けたい。そのため、小沢氏は消費税増税を強固に反対しているのだ。

政治評論家の浅川博忠氏が解説する。

「野田グループは民主党内の第4派閥にすぎず、これだけブチ上げておきながら消費税増税を果たせないようでは、代表選で再選できる可能性は低い。一方、谷垣氏もやはり9月に自民党総裁選を控えていますが、こちらも不人気で再選の目は薄い。そこで、両党トップの共通の目的である自らのサバイバルのために、密談では“話し合い解散”とその後の“大連立”を模索したわけです」

もし、野田・谷垣の“話し合い解散”が成立すればどうなるのか。浅川氏は続ける。

「その場合、おそらく自民党が第一党に返り咲くものの、どの党も単独過半数を確保できない可能性が高い。そこで、増税賛成派が中心となって民主、自民が大連立をする。第一党の自民党から谷垣氏が首相に、第二党に転落した民主党からは増税の功労者である野田氏が副首相に納まる……という寸法です」

こうしたプランの根底には、民主・自民両党における「増税反対派の切り捨て」という共通の目的がある。全国紙政治部記者がこう説明する。

「自民は民主に対し『増税に反対する小沢を切れ』と迫っているし、民主党内でも『小沢さんにこれ以上振り回されるのはゴメンだ』と、岡田克也副総理や仙谷由人氏あたりが小沢切りに動き出すかもしれない」

前出の浅川氏もこう指摘する。

「ほぼ毎週開かれている小沢グループの会合には、今も105人前後の議員が参加しています。ただ、その後の選挙のことを考えれば、脱党してまで行動を共にするのはせいぜい30人前後というのが野田首相周辺の予測です」

着々と進む野田・谷垣の“小沢切り”。だが、民主・自民両党のこうした意向に、“国民の意見”が反映されているとは言い難い。

小沢切り&消費税アップで「利害が一致」した既得権連合。週刊プレイボーイ13号『民・自、増税逃げ切り大連立を絶対許すな!!』


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