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日中有事にアメリカは動くか? 元アメリカ陸軍大尉・飯柴智亮インタビュー

[2012年11月19日]

もし中国軍が尖閣諸島を奪ったら。飯柴氏の立案した作戦は、特殊部隊が静かに敵を“消滅”させるものだった

「まさか武力衝突まではないだろう」というのと同じくらい、日本人がなんとなく思っているのが「いざとなったら米国が助けてくれるだろう」ということ。でも、それは本当なのだろうか? 元アメリカ陸軍大尉・飯柴智亮氏に緊急取材した。

■中国軍は民間人を装ってやってくる?

―本日はお忙しいなか、ありがとうございます。早速ですが、尖閣有事における状況として、

(1)中国軍が尖閣諸島に攻めてきて占領されそうだが、自衛隊ががんばって阻止している。

(2)しかしながら奮戦及ばず、いったん中国軍に占領される。

(3)その占領された尖閣諸島を日米合同で再び奪還する。

といった段階が考えられます。大尉どの、日本が困っていたら、もちろん米国は助けてくれるでありますよね?

飯柴(以下、) ちょっと待ってください。いくらクリントン国務長官が「尖閣は日米安保条約の適用範囲内」と明言したとはいえ、何かあれば米軍がすぐ駆けつけてくれると思ったら大間違いです。

―そ、そんな~!

 まずは日本が独自の防衛行動をとった後で、ようやく米軍に最小限の出動を要請できるわけです。それに、もし米軍が支援に駆けつけたとしても、米国の国益を最優先に動くので、必ずしも日本の国益と一致するとは限りません。

―では、米軍は自衛隊を見殺しにするでありますか?

 “見殺し”は人聞きが悪いですが、米軍が動くのは日米安保条約第5条、つまり軍事力による侵攻があった場合のみです。


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