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秋田県・上小阿仁村の“医者いじめ伝説”を追え!

[2013年01月04日]

医師の定着しない上小阿仁村診療所。公募されているのは常勤の内科医で、外来者数は一日約64人だとか

人口2700人、高齢化率約45%、村民の平均年収150万円弱。そして、村の診療所に医師がまるで定着しない村。それが秋田県上小阿仁村(かみこあにむら)だ。4年で4人もの医師が着任し辞めていったのは、「村の閉鎖性」「よそ者への陰湿ないじめ」が原因ではないかとの臆測が飛び交い、ネットユーザーは“現代の八つ墓村”を見つけたとばかりに大騒ぎしている。だが、そんなトンデモない場所が本当に現代日本に実在するのか? 現地に行って確認してみた!

■「閉鎖社会」「魔窟」「悪の村」―。

秋田県の上小阿仁という人口2700人ほどの小さな村が、今、ネットで激しい糾弾にさらされている。この村が知られるようになったのはちょうど4年前のこと。村にある唯一の医療機関である診療所に、初の公募でやって来たC医師が、着任からたった半年で辞任したことがきっかけだった。

その際、この医師は村の広報誌で村執行部や村民を痛烈に批判。さらに後任のD医師も就任から1年後に「精神的に疲れた」と辞意を表明。これを受けて村の広報誌に小林宏晨(ひろあき)村長(当時)が「一部村民によるいじめが辞任の原因」と暴露したことで、上小阿仁村は、ネット上で不名誉にも「医師殺しの村」として定着してしまった。

その後も、2011年6月に診療所にはE医師が着任したが、やはり昨年5月に辞意を表明。そして昨年10月に診療所に来たF医師は、今度は1ヵ月で診療所を去った。

「やはり医師いじめの村だ」

今やネットユーザーの興奮は最高潮に達している。

しかし、医師がいなくなれば上小阿仁村は無医村になる。本当に村民が医師をいじめているのなら、なぜ彼らは自分の首を絞めるようなマネをするのだろうか? 真相を確かめるべく、記者は上小阿仁村へと飛んだ。

秋田市市街地から車で約1時間、県中央部に位置する上小阿仁村。かつては天然秋田杉の産地として栄えていたこの村も林業の衰退とともに過疎化が加速し、65歳以上の人口の割合を示す高齢化率は44・5%で県内一。村民の平均年収約143万円は県下ワースト2位と、村の「懐事情」も芳しいものではない。


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