週プレNEWS TOP ニュース 社会 フォトジャーナリスト・柿谷哲也が見た中国「尖閣侵攻」の本気度

フォトジャーナリスト・柿谷哲也が見た中国「尖閣侵攻」の本気度

[2013年02月05日]

中国沿岸部・舟山航空基地で撮影されたY-12航空測量機。その機体の腹部には高性能カメラが搭載されている

日本固有の領土である尖閣諸島に対する中国の揺さぶりがエスカレートしている。連日、接続水域に海洋監視船を送り込み、日本の海上保安庁の巡視船を挑発。軍事的な実効支配の足がかりを築く兆候とも見て取れる。

そして、それが単なる杞憂でないことを裏付けるような事実も発覚した。1月中旬、フォトジャーナリストの柿谷哲也氏が中国沿岸部の各地に赴き、“対尖閣の切り札”となる艦艇、航空機を撮影してきたのだ。

柿谷氏が語る。

「まず舟山では、思わぬものを見つけて驚愕しました。それが上の写真。先日、領空侵犯した海監の監視機と同型の『Y‐12航空測量機』が、尖閣上空まで1時間で到達できるこの地にスタンバイしていたのです」

舟山は上海のすぐ下に位置する沿岸部の都市で、尖閣諸島までは直線距離で約500km。この測量機の特徴を、柿谷氏が指摘する。

「衛星画像などで上から見る限り、ただの監視機にしか見えないため、航空自衛隊もまだこの情報は把握していないかもしれません。しかし、正面から撮った上の写真をよく見ると、腹部にカメラ窓があります。ここには150mmもしくは210mmのレンズを付けたスイス製の航空測量用カメラを搭載しています」

これは明らかに測量を目的とした航空機なのだ。

「報道によれば、中国は尖閣を自国の地図に組み入れるために間もなく測量を開始する。そのための機体です。対象の真上で航空測量しない限り、正確な地図の基本図はできないからです。測量機は高度1500mから3000mで、護衛戦闘機『J‐11』とともに侵入。空自のF‐15戦闘機がJ‐11に対処している間に、測量するつもりでしょう」

そして航空測量が終わると、次は制空権を取りにくると柿谷氏は指摘する。その主力となるのが、ウクライナから未完成の状態で購入した東海艦隊所属の空母「遼寧」だ。遼東半島の大連港で着々と完成に向けている遼寧の姿も、柿谷氏は撮影に成功している。

中国は尖閣諸島を本気で奪うため、すでに数手先を打っている。この事実を日本国民は知っておくべきだろう。

(撮影/柿谷哲也)

■週刊プレイボーイ7号カラー8ページ特集「次はこいつらが尖閣に攻めてくる!!」より


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