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アトランティス大陸はブラジル沖にあったのか?

[2013年05月24日]

「伝説のアトランティス大陸のような陸地が、かつてブラジル沖に存在していた証拠が見つかった」

5月6日、ブラジル政府がとんでもない発表をしてくれた。しかも、その証拠は日本の海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」が、ブラジル沖の深度910メートルの海底台地で、陸地でしか組成されない花崗(かこう)岩を大量に発見したことだというのだ。

与那国島海底遺跡調査に長年にわたり取り組んできた考古学ジャーナリストの有賀訓(あるが・さとし)氏が解説する。

「花崗岩そのものが発見されただけではなく、“真砂(まさご)”も発見されています。“真砂”は河川による浸食で丸くなり川底にたまる。この“真砂”の発見から、ブラジル沖の海底台地はかつて陸だったと考えていいのではと思われます」

南大西洋にかつて島のような陸が存在していた。それだけでもすごい発見のはずだが、それが伝説のアトランティス大陸かもしれないのだ。

その伝説が伝説たるゆえんとは、紀元前5世紀、古代ギリシャの哲学者プラトンが記した著書に由来する。プラトンはアトランティス大陸が高度な文明を持ちながら1万2000年前、大洪水で海に沈んだと記している。しかし、これまでそんなものが存在した証拠は何ひとつ発見されたことはないのだ。

未確認生物から宇宙人まで幅広く世界の謎に斬り込む、月刊誌『ムー』(学研)の三上丈晴(たけはる)編集長が語る。

「プラトンの記述によると、アトランティス大陸は、同心円状の運河のある都市国家だったようです。また高度な建築物も存在した。さらに『オリハルコンという炎のように燃え立つような金属が使われていた』とあります。1万2000年前って旧石器時代ですからね。日本ではちょうど縄文時代が始まる頃です。青銅器は紀元前3000年くらいにようやく登場するので、1万2000年前に金属加工技術があるなんて、とてつもなくハイレベルだったことになります」

20世紀に入ると、催眠状態で過去を透視したり、未来を予言したりする“眠れる予言者”と呼ばれていたエドガー・ケイシーが「アトランティス大陸はこうだった」と透視する。

「その内容が1万2000年前、飛行機が飛んでいたり、とんでもなくSFチックなものであったので、アトランティス大陸のイメージが膨らんでいった」(三上編集長)

そんな夢のような都市が、かつてブラジル大陸にあったというのか?

「それは早計ですね。アトランティス大陸の研究家の多くは、今回の発見が即アトランティス大陸発見とは結びつけていない。そもそも場所についてはプラトンの記述もすごくアバウトで『ジブラルタル海峡の向こう』としている。つまり地中海世界から見た大西洋で、候補地は無数にあり、今回ブラジル沖の海底台地もひとつの説として加わったにすぎないとみるべきです」(三上編集長)

本当にアトランティス大陸ならば、世紀の発見であることは間違いないが……。今後の研究成果に注目だ。

■週刊プレイボーイ22号「伝説のアトランティス大陸の謎を解明せよ!!」より


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