週プレNEWS TOP ニュース 社会 キャッチセールス評論家・多田文明が明かす“だましの現場”

キャッチセールス評論家・多田文明が明かす“だましの現場”

[2013年05月29日]

「悪徳業者は人の気持ちの揺れを狙う。絶対にだまされない人なんていません」と断言する多田文明氏

言葉巧みに接近してきて金品を奪う悪徳商法や、いったんハマればまともな社会生活が送れなくなるカルト宗教など、巧妙なマインドコンロールを仕掛ける魔の手が若者たちを狙っている。「まさか、このオレが……」「なんで、あんなバカな話に……」という事態はなぜ起きるのか? その巧みな心理操作の実態を“だまされのプロ”であるキャッチセールス評論家の多田文明(ただ・ふみあき)氏に聞く!

***

最近の悪徳商法は、すごく巧妙になっています。以前は路上でのキャッチセールスが主流でしたが、規制が厳しくなり、代わりに使われているのがSNS。今はいつもスマホを見ていて、書き込みしたら、すぐに返事が来るじゃないですか? ネットで知り合ってから、実際に会うまでのスピードが速くなった。スマホの登場で、だまされやすくなっているのです。

手口で多いのは、競馬投資情報などのギャンブル系や「人妻とやれる」などと誘うアダルト系。うっかりそんなメールやSNSの誘いをクリックして、携帯番号を入力してしまったら、すぐ電話がかかってきます。1、2回目の電話では「どれくらい稼ぎたいの?」「給料はいくら?」などと情報を集めて、だませる人かどうかを見極めるんです。ようやく3回目くらいに、「あなたは信頼のおける人だ。競馬のヤラセ情報を30万円で買わないか?」などと言ってきます。

その後の手口で巧妙なのは、利用者から電話をかけさせること。指定された時間にピタリとかけたら、「やはり、あなたは信用できる」とほめられたりする(笑)。自ら電話させることで自主的に行動しているという意識を持たせ、「ぜひ情報を聞きたい」という心理状態にさせられるのです。

デート商法も非常に巧みですよ。私の体験ですが、夜に若い女性から「アンケートです」と電話がかかってきました。いろんな話をして、すごく楽しい。「ワインは何が好きですか?」と聞くから、「黒」と答えたら大爆笑。何を言っても笑ってくれて、「会ってみたい」と思わされ、いざ会ったら美人でね。「私のすべてを知ってほしい」と言われ、「知ってあげるよ~」と思いました(笑)。


コミックス告知

連載コラム

Column

連載コラムを見る

人気記事ランキング

もっと見る

MOVIE Channel

【動画】藤木由貴、待望の水着グラビアデビュー!! 

もっと見る

Back Number

  • No.23 Jun 5th 2017
  • No.22 May 29th 2017
  • No.19-20 May 15th 2017
  • No.18 May 1st 2017

 

Gravure Gallery

もっと見る

新刊のお知らせ

  • 週プレ グラビアスペシャル増刊 GW2017
  • 綾瀬はるか写真集『BREATH』
  • 『週プレ クルマ増刊』
  • 馬場ふみか写真集『ぜっぴん』
  • 内田理央写真集『だーりおといっしゅうかん。』

 

プレイボーイコミックス

メルマガ会員&アンケート 2017年No.23