週プレNEWS TOP ニュース 社会 2010年に経営破綻した武富士。法廷で明らかになったブラック企業ぶり

2010年に経営破綻した武富士。法廷で明らかになったブラック企業ぶり

[2013年07月21日]

消費者金融最大手として権勢をほしいままにしながら、2010年に経営破綻した武富士(現・TFK)。その創業一族・武井家に対する訴訟の証人尋問が7月5日、東京地裁で行なわれた。

そもそも、この訴訟は武富士から受け取れるはずだった利用者の過払い金が、同社倒産のため大幅減額されてしまったことに端を発している。創業者の故・武井保雄氏と次男で元副社長の健晃(たけてる)氏には違法経営によって会社を倒産に至らせた責任があり、業務を引き継いだ新会社が過払い金を満額返金できないのなら、不足分は創業家の私財から支払うべき――そう考えるかつての過払い金返還請求者約3000人が各地で集団訴訟を起こし、ようやく証人尋問にまでこぎつけたのである。

当日、法廷に設置された計44の傍聴席は全国から集まった原告やその代理人で埋まり、それでもまだ外に人があふれるという異例の熱気のなかで尋問が始まった。

証人として登場したのは武富士の元社員で、ともに支店長経験がある男女各1名。彼らによって語られた驚きの証言のごくごく一部を引用すると……。

「全国の各支店には、武井保雄元会長の写真が飾ってありました。社員はその写真に向かって出勤時と退社時、挨拶をさせられます」

「昇給、昇格、賞与支給、社員研修などの際には、会長や支社長らに『お礼の手紙』を書かされました。手紙を出したかどうかは本社でチェックされ、届いていないと叱責の電話が職場にかかってきました」

「貸し付けや回収のノルマを達成できないと支店長は会議に呼び出され、上司からさまざまな罵声を浴びせられます。そして、会議に出席している同じ立場のほかの支店長にも、対象者を非難するよう強要するのです。もし発言できなければ次は自分がやり玉に挙げられるので、仲間を罵らなければなりませんでした」


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