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ゆでたまご・嶋田隆司先生が語るベンキマンの魅力「キン肉マンのギャグのすべてが詰まった超人です!」

[2013年10月14日]

「『なんでこんなアホな設定にしたんや』って昔の自分を恨みながら、ストーリーを考えていきました」と語る嶋田隆司先生

夏に開催された「超人総選挙2013」で、ゆでたまご先生が執筆を公約していた“ベンキマン”の読み切りが、いよいよ15日発売の「週刊プレイボーイ43号」に掲載される。

……と、その前に「そんなマニアックな超人なんて知らない」という人のために、ゆでたまご・嶋田隆司先生ベンキマンの魅力を教えてもらおう。

※「超人総選挙2013」結果/annex/kinnikuman-result/

***

―ベンキマンの読み切りを描くと決まったときの正直な感想は?

嶋田 中井君(ゆでたまご作画担当の中井義則先生)は描きやすいって喜んでたみたいですけど、僕にしてみれば「なんでこいつやねん!」って(笑)。できるだけ多くの超人のスピンオフを描いていきたいとはずっと思ってることなんですよ。でも僕らももう50代やし、頑張ってもこの先どれだけ残せるかわからない。その貴重な一作分の時間と労力を「なんでこいつに使わなあかんねん!」って……もうガックリきましたね(笑)。

―じゃあ、最初は渋々と描いていた?

嶋田 ええ。できればテリーマンとかバッファローマンが描きたかったなぁと思いながら、仕方なく部屋にこもって30年ぶりにベンキマンの素性を真剣に考え直しましたよ。釈然としないまま(笑)。でもだんだん「昔はこういうふうにギャグ考えてたな」って思い出してきてね。

僕は今でも『キン肉マン』はギャグマンガやと思いながら描いてるんですけど、ベンキマンって、そのエッセンスのかたまりみたいな超人なんですよ。相手を丸めて水に流すとか、やってること自体は実にバカバカしくてくだらないんだけど、当人はそれをいたって真剣にやってる。必死さとアホらしさが同居してるのが『キン肉マン』のギャグの基本なんですよね。

だから古代インカ出身とか、2000歳とか、「なんでこんなアホな設定にしたんや」って昔の自分を恨みながら、それをフックにしてストーリーを考えていきましたね。しょうもないギャグを(笑)。


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