他チームのドラフト生に先駆けて、イチ早くデビューを果たしたHKT48・山本茉央。緊張しっぱなしのステージとなった

「HKT48 九州7県ツアー~可愛い子には旅をさせよ~」の大分、宮崎、熊本に続く4県目となる鹿児島公演が、19日(日)、鹿児島市民文化ホールで行なわれ、先日のAKB48グループドラフト会議でチームHが単独1位指名した山本茉央(17)が、全国のドラフト生に先駆けてステージデビューを果たした。

登場したのは14曲目の『渚のチェリー』。ドラフト会議で山本が指名された時の音声が流され、ステージの中心にスポットライトで照らされた山本が登場! 身にまとうのは、かつて前田敦子、渡辺麻友らが着たセンターの証である黄色の衣装。そこにHKTのフロントメンバーである兒玉遥、田島芽瑠、朝長美桜が脇を固めるという最高のステージ。

まだパフォーマンスはぎこちないものの、頑張りを見せ、間奏で「初めまして、山本茉央です。これから一生懸命練習して、先輩と一緒に劇場に立ちたいと思います。よろしくお願いします」と、緊張しながら挨拶をすると、ファンから大歓声が送られた。

その後、指原莉乃と一緒にMCコーナーで登場。初ステージについて「人生でいちばん緊張しました」とコメント。『渚のチェリー』を歌ったことについては、「うれしいです」とひと言。集まった2000人のファンを見て、どう思うか聞かれると「すごいです」。初ステージの緊張からか、そのコメントの短さに指原が「塩対応(笑)」と、思わず認定するほど。

さらにモノマネのムチャぶりをされると、アントニオ猪木を「ワン、ツー、スリー、ダー!」とやってしまう“ぽんこつ”っぷりも披露。指原は「これから鍛えていきますね」と、しっかりフォローを入れていた。また、チームHのキャプテン穴井千尋は「メンバーみんなも楽しみにしていたので、がんばりましょう!」とエールを送った。

先日の大分コンサートで発表された研究生の昇格&チーム替え、さらに今回のドラフトメンバーのデビュー。再び48人となったHKT48がこれからどんな展開を見せてくれるのか楽しみだ。

(取材・文/関根弘康、写真/AKS)