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田中将大の“省エネ投法”はメジャーでも通用するか?

[2014年02月07日]

ギアを切り替えることでシーズン200イニング超えを可能にした田中。メジャーでも、この“省エネ投法”は通用するか?

2月15日からフロリダ州のタンパでキャンプインするヤンキースの投手陣。ピンストライプに身を包む田中将大のお披露目まで、もう間もなくとなった。

昨季、楽天で24勝0敗という前人未到の成績を残した田中には、当然、メジャーでも15勝、20勝という数字を期待してしまう。実際にそれだけの力があることは間違いないが、なかには「昨季のイメージはファンも田中本人も捨て去るべきだ」という見方もある。

「昨季の神業のような成績は、長所も短所も熟知している日本の打者が相手だからこそできた配球、駆け引きによるもの。あの配球をメジャーで、それも1年目からできるはずはない。いったん頭をリセットしなければ、いかに田中といえども苦しむと思う」(パ・リーグ某球団スコアラー)

昨季の田中は、ストレートとスライダーを外角に集めてテンポよくカウントを稼ぎ、最後はフォークで打ち取るというのが基本パターン。それに加え、得点圏に走者が進むまでは「打たれてもいい」とばかりに7割程度の力で投げ、勝負どころで初めて全力を出す“省エネ投法”で28試合、212イニングを投げ抜いた。

だが、この方法論はメジャーではなかなか通用しないという。

「メジャーの打者はリーチが長く、外角でも少し甘くなればミートされ長打になる。内角を突いてのけぞらせようと思っても、殴りかかられる(苦笑)。結局、初球から勝負球のつもりで外角にきっちり投げ切れなければ、決め球のフォークを投げる前にやられてしまいかねない」(前出・スコアラー)

田中が尊敬するメジャーの先輩ダルビッシュも、メジャー2年目の昨季でさえ、たった1球のコントロールミスをスタンドインされるシーンが目立った。しかもヤンキースのいるア・リーグ東地区はどこも打者有利の球場で、ライバルチームの打線も強力だ。


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