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ソニーをはじめとする日本のPCメーカーが復活する条件とは?

[2014年02月25日]

VAIOブランドを手放さなければならいほど苦境に立たされているソニー。名門復活あるのか?

ソニーが苦境に立たされている。同社を代表するパソコンブランド「VAIO」の売却に続き、テレビ事業を分社化し、完全子会社にすることも明らかにされた。

今後は成長が見込めるデジタルイメージング(デジカメ、デジタルビデオとその関連商品、技術)、ゲーム、モバイルの3事業に経営資源を集中させ、同社のエレクトロニクス事業の柱とするという。つまり、かつてソニーが世界的企業へと躍進した頃とは一新された商品群を、これからのメシのタネにしていくわけだ。

事業再編という荒療治を経て、ソニーは再び人々をワクワクさせる会社へとV字回復できるのだろうか? デジタルライターのコヤマタカヒロ氏が語る。

「アップルやサムスンにかつてほどの勢いがないなか、スマホやタブレットはやり方次第で世界シェアを拡大できる可能性があると思います。でも、そのほかについては、ソニーが絶対的なシェアや先進性を持っている分野がほとんどない。いずれの事業も、引き続き厳しい戦いを強いられるのではないでしょうか」

IT関連の著述も多いビジネス書作家の戸田覚氏も言う。

「よくよく振り返れば、ソニーはカセットテープ時代のウォークマン以降、真の意味でのイノベーションを何も起こしていない。そんな会社が経営をスリムにしたからといって、急にクリエイティブな体質に変身できるのか? むしろ近い将来、ソニーは現在好調な金融や保険の部門に軸足を移していくこともあり得るとさえ、私は考えています」

もちろん、ソニーがまったく新しい挑戦をしてこなかったわけではない。振り返ってみれば、VAIOでは起死回生をかけ、PCとしてもタブレットとしても使える「2 in 1」スタイルのDuo、Fitといったモデルで勝負に出ていた。ただ、それがユーザーにまったくといっていいほど受け入れられなかったのだ。


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