主人公・大空翼の出身チーム「南葛SC」のユニフォームを着て登場した益若

3日、サッカー漫画『キャプテン翼』のタイアップカフェ「キャプテン翼cafe」のオープニングセレモニーが東京・上野のパセラリゾーツ上野公園前店で開催され、作者の高橋陽一、モデルの益若つばさ、サッカー解説者の福田正博が出席した。

世界各国で翻訳され、多くの有名サッカー選手に影響を与えた『キャプテン翼』。1981~1988年に「週刊少年ジャンプ」で連載された以降も、『ワールドユース編』『ROAD TO 2002』『GOLDEN-23』などのシリーズが執筆され、現在は「グランドジャンプ」で『キャプテン翼 ライジングサン』が連載されている。

この「キャプテン翼cafe」では、複製原画の展示やアニメ上映が行なわれるほか、作品にちなんだオリジナルメニューが多数提供される。ナンでカツを挟んだ「南葛サンド」や、「S・G・G・Kピッツァ」「完璧アシストSSSパスタ」「東邦学園カレー」「ヘルマン・カルツのロシアン揚げたこ焼き」など、ネーミングを聞いているだけで名シーンが思い出されるものばかり。

この中から益若は、「パセラに来たらやっぱりハニトー(ハニートースト)」と、「キャプつばハニトー」を試食。「おいしー!(上に載ってる)サッカーボールがムースみたいで、女子は大好きです」と絶賛した。

カリスマギャルモデルとして活躍し、一見、スポーツのイメージのない益若。だが、実は小学生時代にフットサルをしており、今も6歳の息子と一緒に親子でボールを蹴っているそう。『キャプテン翼』のDVDも、息子がサッカーを始めたのをきっかけに全巻購入し、「2人でデビューして、ハマっています」と楽しんでいるという。

益若と『キャプテン翼』の縁は、これだけではない。かつて父親に名前の由来を聞いたところ、「『キャプテン翼』だからだよって言われました」と告白。「どこに行っても一発で名前を覚えられたのは作品のおかげでした」と感謝を伝えられた高橋は、うれしそうに頬をゆるませていた。

高橋も「(店内に)翼グッズがいろいろ飾られておりまして、世界観を表しているスペースだと思います」と納得。秋葉原パセラ電気街店などでも7月6日まで開催されるほか、近隣の上野の森美術館で14日から始まる「ボールはともだち。キャプテン翼展」と連動し、スタンプラリーなども行われる。詳細は公式サイト(http://www.paselabo.tv/event/tsubasa_cafe/index.html)で。