映画同様、ヒロインの声を演じた佐々木彩夏を中心に、聖闘士役の声優たちが周りを固めた

現在公開中の、映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』。その初日舞台挨拶が、21日、東京・新宿バルト9にて行なわれた。

1985年から1990年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『聖闘士星矢』(作・車田正美)は、ギリシア神話の世界観を基に、聖衣(クロス)をまとった聖闘士(セイント)たちの闘いを描いた壮大な物語。世界80ヶ国以上でアニメが放送され、コミックスの累計発行部数も3440万部と、今なお世界中で大人気の作品だ。

今回の映画は作者の車田氏自身が原作・製作総指揮を務め、原作中で最も人気の高い「聖域十二宮編」をフルCGでアニメ化。戦いの女神・アテナの化身である城戸沙織を守るため、主人公の星矢たち青銅(ブロンズ)聖闘士と、最強を誇る黄金(ゴールド)聖闘士との壮絶な戦いが繰り広げられる。

この日の舞台上には、ヒロインである沙織役の声優を務めたももいろクローバーZの“あーりん”こと佐々木彩夏を中心に、星矢役の石川界人をはじめ、赤羽根健治岡本信彦野島健児宮本充平田広明井上剛真殿光昭浅野真澄森川智之川田紳司浪川大輔桐本琢也山寺宏一らの声優陣、そして監督のさとうけいいちが登場しトークを繰り広げた。

冒頭、佐々木が「ももいろクローバー……」とお約束の掛け声をかけると、会場の観客たちは「ゼーット!」と大盛り上がり。さらに、ももクロ結成以前に「おはスタ」で競演していた山寺との再会に喜び、一緒に「おっはー!」ポーズまで披露した。

佐々木は2005~2007年まで「おはキッズ」として「おはスタ」に出演。久しぶりに「おっはー!」を披露した

 

豪華声優陣に囲まれた佐々木は、「聖闘士たちは頼もしかったです。いつもいたらいいのになって思いました」と笑顔でコメント。

しかし、

「今、センターに立ってて、立ち慣れていないので、すごいドキドキしています。いっつもセンターは赤の子(百田夏菜子)なので、今日はピンクでいいのかな?」(佐々木)

と、いつもと違った立ち位置に緊張していることを明かし、会場の笑いを誘っていた。

なお、公開3週目までに劇場で『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』を鑑賞した人に限り、未公開設定資料や聖衣(クロス)分解装着図などが掲載された『新・聖衣大全』(一週目、全国5万冊)などが先着で配布される。

■『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』 http://www.saintseiya2014.com/