ブラジルの路上では、タピオカ粉を使ったクレープを焼いてくれます! モチモチしてておいしい♪

みなさん、夏バテしないようにしっかり食べてますかー? 私は日本の食事に毎日、感動しっぱなし。和食が無形文化遺産になる理由もわかるね!

そんなワケで、“旅友”紹介の前に今回の旅で私の胃袋を満たしてきたグルメについてお伝えしまーす! 今までもちょこっと紹介してきたけど、まだまだあります! 特に南米では、パサパサのものや、味がないもの、単にイモなどもいっぱい食べてきました。だからって「痩せたでしょー?」と聞かれても、残念ながら全くそんなことありませぬ。

南米食しっかり食べて大きくなりました。贅沢しなきゃの話だけど、なんでも食べれるアナタなら食事には困りません。ビールも安いヨ。それでは紹介いたします!

「アルゼンチン料理代表アサード」(アルゼンチン)アルゼンチンといえば「肉」。お肉が安くておいしいんです。アサードはスペイン語で「焼く」という意味で、毎日のように牛肉やラム肉をその場で切ってもらい、焼いて食べた。レストランでは姿焼きのアサードが豪快! 多分これはラムだっちゃ☆

「アルゼンチン料理代表アサード」

「チョコレート天国バリローチェ」(アルゼンチン)チョコケーキに生チョコ、飲み物はホットチョコレートの街。そしてチョコ試食し放題の鼻血ブーなチョコレート天国。チョコ好きな私はハッピーだったけど、さすがにノドが焼ける。チョコレートビールは、かすかに甘くビターな感じ。正直微妙(笑)

「チョコレート天国バリローチェ」

「チョリパンで腹パン」(アルゼンチン)いわゆるチョリソーを挟んだパン。ただそれだけなんだけど、アルゼンチンのチョリソーはゴツくてかなりのビッグサイズ。旅人がお手軽に“腹パン”になれる人気フード。それが“チョリパン”。響きがいいね。

「チョリパンで腹パン」

「チリの海鮮たち」(チリ)チリといえば海鮮天国! サーモンやアジやアナゴなどが丸ごと売られてる。せっかく新鮮なので刺身でトライしたい。おなか壊しても回復が早いだろうという理由から、宿の若いモン順に試す。すると超おいひ~! ワサビを持ってる人が一躍スターでした。次はチューブ型ワサビ持ってこーっと。

「チリの海鮮たち」

「港街ビーニャには寿司屋がいっぱい」(チリ)寿司…?らしき何かを作る方々。本当にいろんな種類の寿司が出回ってるよね。カラフルだったり、チーズやらフルーツなんかが乗ってたり。でもいろんな方向から攻めて日本の文化を知ってもらう。イイ事だと思います(笑)。

「港街ビーニャには寿司屋がいっぱい」

「チリのチリ」(チリ)チリチリうるさくてすみません。マーケットにはとにかく唐辛子のチリがいっぱい! さすが「チリ」と思ったけど、国名は特に関係ないらしい。パキっと折って味見させてもらったら、辛すぎ! 刻んで料理に入れるのがちょうど良い。こんな大量のチリ、誰が消費するんだろうか?

「チリのチリ」

ボリビア&ペルーグルメは?

「ボリビア版の男飯・ピケマチョ」(ボリビア)トマト、ソーセージ、肉、卵、大量ポテトがごちゃ混ぜになったピリ辛炒め。ボリビア飯の中では比較的日本人に食べやすい味。かなりボリューミーなこの料理。「マチョ」は「マッチョ」の意味。ボリビア版の男飯ってとこですかね。(女性の方が働き者のイメージだったけど 笑)

「ボリビア版の男飯・ピケマチョ」

「ウユニ塩湖のホテルでリャマ肉」(ボリビア)硬くてスジばってるヘルシー肉。ボリビアみやげで定番のかわいいリャマ人形を拝みながら、寒さと標高差に負けないよう肉にむさぼりつく。

「ウユニ塩湖のホテルでリャマ肉」

「ラパスのマーケットでサボテンの実」(ボリビア)カラフルなキウイ型の物体はサボテンの実だとか。サボテンのあのトゲトゲしさからは想像もできないくらい、かわいくて甘くておいしいフルーツ。栄養もいっぱいらしい。

「ラパスのマーケットでサボテンの実」

「モコチンチという名の液体」(ボリビア)何度も迷ってトライしなかった飲み物。干し桃や香辛料を煮出した黒砂糖ドリンクで、甘くておいしいボリビアの国民的飲み物らしい。子供も大人もうれしそうにイッキ飲みしてたけど、バケツから汲むその姿にどうしても勇気がでませんでした。

「モコチンチという名の液体」

「クイと呼ばれるテンジクネズミ」(ペルー)ばい菌とか大丈夫なのかなーと心配で、1匹食べる勇気がなく、味見だけした燻製ネズミ。におい消しのためにかなりハーブを使ってると思われる。好き嫌いのない私もメンタル的にNG。ちょっと引き気味ですが、ネズミの顔マネしていただきます。

「クイと呼ばれるテンジクネズミ」

「リマのカジノ飯」(ペルー)カジノに参加してるとウェイターが配りに来る。夕飯代を浮かしてカジノ代に。勝てばタダ飯、負ければ高級飯。サンドイッチやチョコレートムースなどのデザートなんかもあるので、なかなか居座ってしまう。カジノは結局勝ったり負けたり!

「リマのカジノ飯」

お次はエクアドル&パラグアイ&ブラジル!

「ベストなセビーチェ」(エクアドル)南米各所でトライした、セビーチェ。エクアドルの海辺の街サリナスのが一番おいしかった! パクチーのきいた、ライム類の絶妙な味付けの汁だくスープに、エビがゴロゴロと浮かぶ。袋でくれるスナックをバリバリ砕いてかけよう。

「ベストなセビーチェ」

「ガラパゴス諸島の港食」(エクアドル)アシカやカッショクペリカンがわんさか集まる場所。朝は市場、夜は食事処。そこで取れた新鮮魚をまるまる1匹揚げたもの。塩味でおいしい。揚げ物にピッタリのエクアドルビールで乾杯!

「ガラパゴス諸島の港食」

「苦味のきいたマテ茶」(パラグアイ)冷え込む朝には皆、片手にマテ茶、熱湯の入ったポットを持って、お湯を足しながら飲む。さすが「飲むサラダ」と言われるだけある、体に良さそうな苦味のあるお味。ボンビージャという金属ストローで飲む。

「苦味のきいたマテ茶」

「美容にはアサイー」(ブラジル)モデルちゃんたちの間でも人気のアサイー。ブラジル各所で食べられます。砂糖やキャッサバ粉、コンフレークなど自分で好きにアレンジ。ベレンでは砂糖の入ってない生アサイーと、アマゾン川魚の揚げ物定食が定番ランチ。リオデジャネイロでは冷たくて甘いシャーベットタイプでおいひ~。毎日食べたい。

「美容にはアサイー」

「タピオカクレープ」(ブラジル)タピオカ粉で作るクレープ。見た目ではそそられなかったけど、食べるとそのモチモチ感にハマる。チョコやバナナのスイーツでもいいし、トマトやツナにチーズを入れてもおいしい。朝ごはんに焼いてくれる宿もあったよ。

「タピオカクレープ」

「シュハスコのお供は引き出し入り」(ブラジル)ブラジルではよくシュハスコを食べてきた。シュハスコにはキャッサバ粉(タピオカ粉)をかけたり、お供にご飯やカット野菜をつけてプレートで食べたけど、まさかそれが家庭の文房具が入ってそうなプラスティック引き出しから出てくるとは思いませんでした 笑。

「シュハスコのお供は引き出し入り」

オセアニア編も!

続いて、南米の前に行ったオセアニアのグルメをどうぞー!

「パンチおばちゃんのロティ」(フィジー)毎日これでしのいだフィジー。パンチのきいたおばちゃんが「1個だけかい?」とキメ顔で聞いてくる。思わず「じゃあもう1個」と言いたいところだけど、ジャガイモ満タンのこの食べ物、1個で腹パンです。おばちゃんの頭を触りたい。

「パンチおばちゃんのロティ」

「トンガのブタの丸焼き」(トンガ)トンガのおもてなし料理。皮はパリっと中はジューシートロトロの角煮みたいな感じ。脂が口の中で溶ける~。そういえば民家にはブタがよく飼われていたけど、もしかして食べられちゃうのかな。

「トンガのブタの丸焼き」

「飲んだ後にはミートパイ」(オーストラリア)日本だったらラーメンというところの深夜のジャンクフード。オーストラリアといったらパイフェイスのミートパイ。数々の来豪者たちがコレにハマる。中身はミートだけじゃなくバラエティー豊か。

「飲んだ後にはミートパイ」

「おデブになるトルコ菓子バクラヴァ」(ニュージーランド)レバノン人に教えてもらったお菓子。オーストラリアやニュージーではなぜかよく見かける。さすが移民の国。ナッツなどが挟まったシロップ漬けにしたパイ。濃厚な甘さと、フィロ生地という薄ーいパイ生地が何層にも重なった魅惑的なサクっと感にやられ、ついついおデブになる一品。

「おデブになるトルコ菓子バクラヴァ」

「メラネシア民族の伝統料理ブーニャ」(ニューカレドニア)行事の日に食べられる伝統料理で、魚やイモをココナッツミルクで味付けし、バナナの葉で包んで蒸し焼きにしたもの。正直味は淡白だけど、包まれてるものを開ける時ってのはワクワクします。袋とじや、プレゼントもそうですね。

「メラネシア民族の伝統料理ブーニャ」

こうやってみると本当によくおなか壊さないでやれたなーと思う。あ、一度壊したんですけどね。それ、ぬるくなった牛乳(笑)。南米とか関係ないやつです。すっかり元気に生きてます。

お盆はジャパニーズシステムでお休みなので、みなさん、また再来週! 次回は今度こそ旅友編。次の旅の準備に入るのでいったんラストです!

●旅人マリーシャ平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、Sサイズモデルとしてテレビやwebなどで活動中。バックパックを背負う小さな世界旅行者。【http://ameblo.jp/marysha/】Twitter【marysha98】