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0勝1敗で土俵人生に幕! 話題の最軽量力士・育盛の父が明かす現役引退の理由とは?

[2014年09月25日]

あまりにも早すぎると顔をしかめるべきなのか、それとも清々(すがすが)しいと称(たた)えるべきなのか。

今年7月の新弟子検査で合格基準の67kgまで4kg足りず、体重を量る前におにぎり4個、うどん2杯、水3リットルなどを無理やり胃に収め、なんとか合格にこぎつけた相撲界最軽量力士の育盛(そだちざかり)(17歳・式秀[しきひで)部屋)。

相撲好きが高じて角界入りしたものの、翌場所番付にしこ名を載せるための前相撲でさえ、一番相撲が1秒、二番相撲が2秒で土俵外に吹っ飛ばされる始末。その負けっぷりのよさが話題となり、多くのファンがこの秋場所での序ノ口デビュー戦に注目していた。

ところが、その記念すべき初土俵に育盛の姿はなかった。師匠の式秀親方(元幕内・北桜)が秋場所初日の前日(9月13日)に引退届を提出し、不戦敗となってしまったのだ。結局、育盛は力士人生約2ヵ月、通算成績0勝1敗で相撲界を去ることになった。

育盛は前相撲での敗戦について、「1秒で負けることは恥ではない」「腐らず、逆境をバネにあっと驚く相撲を取れるようになる」と、自身のツイッターで前向きにつぶやくなど、序ノ口デビューへ向け、稽古に励んでいたはず。

それが、なぜ一度も戦うことなく、土俵人生に幕を下ろすことになったのか? 大阪府枚方(ひらかた)市にある実家を訪れ、父親に引退のワケを聞いてみた。

「ひと言でいえば、体力の限界だったということです。8月までは元気でやっていました。ところが9月になって、それまでの疲れが一挙に出たのか体調を崩してしまったんです。それで枚方の実家に一度戻ることになりました。そこで毎晩のように家族会議を開いて話し合った結果、このまま引退しようということになったんです」


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