「2016年のリオデジャネイロオリンピックに出るために、まずはアジア制覇。11月から年末にかけて体を絞り直し練習に励みますよ」と保田くん

水球日本代表選手でありながら今年9月に終了した恋愛バラエティ番組『テラスハウス(テラハ)』に出演し話題となったイケメン保田賢也くん(通称“けんけん”)。

けんけんといえば、男女6人がルームシェアし恋愛や破局をするなかで、清純派OLをフッてギャル社長とくっついたことで視聴者からは賛否両論!

今回は水球はもちろん、股間のタマトークもネットリ聞いちゃいますから!

―やっぱナマで見るとすごい筋肉ですね♡

保田 いやいや、今日の筋肉は締まってないっス。今、シーズンオフだからサボり気味で。

―謙虚ね。先月のアジア大会では準優勝と残念でしたっ!

保田 僕らが負けたカザフスタンにはロシアからの国籍変更組も多く、身長2mで100kgクラスの選手がゴロゴロいるんです。体格ではかなわないからスピーディな攻防を目指して最後は1点差まで追い詰めましたが……悔しかったですね。

―身長2mって『ストII』のキャラだとザンギエフ(身長211cm)じゃん。殺されそ~!

保田 それはちょっとわかりませんが(笑)、彼らはひとりで日本人ふたり押さえられるデカさと筋力がありますから。僕らはなるべく激しい当たりを避け、スピードとチーム力で対抗していくしかないんですよ。

―やっぱスゴい肉弾戦なの!?

保田 ボールを持ってる人間にはタックルしてもいいんですが、審判が見てないところで顔をモロに殴ってくる選手もいますからね。僕のポジションはセンターバックだからディフェンスの要。毎回ボッコボコですよ。

―水中では巻き足で浮かびながらボールを取って投げたりで体力の消耗も早そーっス!

保田 はい。フィールドは縦30×横20m(男子の場合)で狭いからこそ試合展開も速いんです。でも球技であり格闘技的でもあり、いろんなスポーツの要素があるから楽しいですよ。

―アメリカでは、水球=キング・オブ・スポーツと呼ばれているとか?

保田 そうっス。選手がシュートを決めるときなんて水中から海パンが見えるくらい跳び上がりますからね。大迫力っスよ。

水球はタマの取り合い?

―そうそう、シュートにも種類があるみたいですね?

保田 はい、バウンドシュートやミドルシュートとかを状況に応じて使い分けます。もちろんフェイントもしますし。

―それにボールだけでなく、タマの取り合いもあるとか!

保田 あー。僕のポジションはむしろ最初にタマを取られます。日本人同士の試合ではほぼないですが、海外戦では必ずといっていいほどタマをギュッと握られたり水着を破かれたり。

―ひぃぃ。相当痛いのでは?

保田 痛いですよ! でもそこでひるんだらシュート打たれちゃうから“ナニクソ!”って気合いで耐えるしかないっスね。

―タマは鍛えられない?

保田 ムリっス(笑)。先日のカザフ戦でもフローター(シュート狙いの選手)にすっげー強くタマ握られて叫びましたよ!

―タマの話ばっかでゴメン♡ 筑波大学時代の合コンのお相手はやっぱ水球の女子メン?

保田 いえ、僕らの大学は水球の女子とはあんま絡みませんでした。ほかの大学とかのフツーの女子とかとやってましたかね。

―合コンでのポジションは?

保田 ま、フツーっスよ(笑)。

―フツーってナンだよ! お次は恋愛観や『テラハ』の話も聞きますよ!

■スポーツマンらしくド直球な“恋愛観”

―これまでの恋愛経験は?

保田 初めて女性と付き合ったのは中2。その後、高校の3年間は同じコと付き合ってました。それ以外はフラれてばかりです。

―またー、嘘ばっか!

保田 嘘じゃないっす。僕の場合、好きになったら彼氏がいても告白しちゃうんで。そりゃフラれるっしょ、という。

―好きになったら言わずにはいられないタイプだ?

保田 はい。ボク、自分の気持ちに嘘はつけないんですよ。それに好きだって気持ちは彼氏がいようがいまいが伝えたいし。

テラハ・みっちゃんとの今は?

―『テラハ』でギャル社長の山中美智子(みっちゃん)に告った後のキスも、そういう衝動的な行動だったのね~♡

保田 あのときはテンパっちゃってあまり覚えてないけど、みっちゃんが意外にもOKしてくれてうれしくて。

―フッたばかりの清純派OL、平澤遼子のことは忘れて?

保田 はい。彼女を傷つけて悪かったけど……やはりみっちゃんがあまりにも魅力的で……。

―てか、ぶっちゃけ、みっちゃんとは現在どんな関係で?

保田 仲良くさせてもらってます。彼女も仕事で忙しく、ボクもこれから来年の大会に向けて準備もしなければいけないしで、とてもいい距離感です。

―でも、みっちゃんとの関係でブーイングもあったでしょ?

保田 はい。ネットで叩かれてヘコみましたが真摯(しんし)に受け止めて、頑張ろうって思いましたね。

―さすが打たれ強ぇぇわ!

保田 『テラハ』に出させていただき水球の試合の女性客がグンと増えて、ありがたいです。

―けんけんも25歳のお年頃だし、ファンの女性と浮気のひとつやふたつしたいでしょ!

保田 いえ、ボクは浮気はしないっスね。嘘つけないんですよ。浮気するくらいなら別れます。

―野郎ども! このド直球な恋愛観は女子ウケいいぞい♡

保田賢也1989年3月29日生まれ、富山県出身。水球歴13年、2008年に水球日本代表初選出以降、代表戦の経験は30戦以上。近況はブログ【http://ameblo.jp/kenyayasuda/】インスタグラム【http://Instagram.com/KENYA_YASUDA】

(取材/河合桃子 撮影/岡本武志)