保田の“LOVEマシーン”を決めたテリーと記念になつかしのポーズ

GDP(国内総生産)の落ち込みなど、改めて不況を感じさせる今。車を買う際に自然と浮かぶ“中古車”という選択肢。その魅力を伝えるのは、テリー伊藤だ。

19日、都内で行なわれた「『JU あのひと of the Year 2014』授賞式&トークショー」に、そのテリー氏と元「モーニング娘。」の保田圭が出席。

同賞は、これまで石田純一や横山剣(クレイジー・ケン・バンド)が受賞。車に対して豊富な知識を持ち、中古車販売員に求められる誠実で信頼感・安心感のある人が選ばれるとのこと。

20歳でボンゴ(マツダ)を購入して以来、50台以上の車を乗り継いだ車マニアで、さまざまな車を乗り換えながら現在も6台の車を所有しているというテリー。「やっと50台以上買った成果が出ました。ずっと車が好きで、今でも次の車はどれがいいかなって想像している。車は走る宝物」と喜びの声を上げた。

さらに、「中古車なら(新車との差額で)どんな旅をしようかとか、余力を残せる。それが醍醐味(だいごみ)。買うだけじゃなくて、ライフスタイルを過ごすかとか。僕は色を塗り替えたりするけど、そういうカスタムも楽しい。あと、中古車だと税金も安いっていう側面もありますよね」など中古車の魅力をアピール。たしかに車を買っても出掛けられる余裕がなければもったいない。

名誉中古自動車販売士の資格を授与したテリー

口説くのにピッタリの車とは?

一方、昨年結婚した保田は夫と車の購入を考えているそうで、オススメの車を相談。「遠出ができて、荷物がちゃんと積める車がいい。将来、子供とかも乗れたほうがいいので大人数」という条件を聞いたうえで、テリーが提案したのは「ルノーカングー」。

「よくフランス映画に出てきて、色鮮やかでスタイリストの人とかにも人気。ひとつ前のものだけど、現行のモデルに似ているから何年経っても古く感じない」そうである。

さらに選んだ理由として、「保田さんもオシャレだからこういう車に乗ってるとカッコいい」と本人のイメージに合わせたチョイスなのをアピール。そうした気配りだけでなく、「こういう車は前の持ち主も丁寧に扱っているから状態がいい」など、細かな情報に「へ~、いいですね!」と保田も納得。「テリーさんがプロの販売員さんに見えてきました」と関心しきりだった。

限られた情報のなかで、本人すら気付かない?必要な情報を提供するテリー。敏腕プロデューサーの実力が垣間見られた一幕だった。

そして、そんなテリーが男子に薦めるのは「幌(ほろ)付き」の車だ。「幌」とは、雨風や日光を遮(さえぎ)るためトラックの荷台などを覆(おお)うもの。一体、なぜオススメなのか…。

「昔、ジープに乗ってたんですけど、幌の車っていうのは雨が当たる音がセクシーなんですよ。ぜひ女性を口説くときには幌の車に乗ってください。2割くらい成功率が上がりますよ」

おー、なるほど。普段使いに幌付きの車を選ぶのもなかなかハードルは高いが、ジープなら男らしさもあって女子ウケもよさそう。検討してみる価値あり?

ちなみに「僕みたいに車をとっかえひっかえ変えているやつは、だいたい怪しい」そう。まぁ、そこを気をつけなきゃならないほど、懐に余裕があればいいですが(苦笑)。

テリーが推薦するルノーカングーに「かわいい!」と興味津々

(取材・文・撮影/週プレNEWS編集部)