今や男も眉ケアが常識! プロに“モテ眉”の作り方をうかがいました

クリスマスに忘年会・新年会など、女のコと飲む機会も多くなるこれからの季節。せっかくなら、さりげなくイメチェンして「あれっ? 前よりカッコよくなった?」と思わせたいもの。

そこで、簡単に清潔感が出て男らしさがアップする「眉毛」のケアに注目。メンズにも人気のビューティ・サロン「BIEWS(ビューズ)」のアイブロウリスト・早川渓衣(けい)さんに、男を上げる眉ケアの基本を教えてもらった。

―最近、眉ケアをする男が増えているって本当ですか?

「そうですね、当社でも男性の利用者が過去3年で4倍以上も増加しています。実は“顔の印象は7割が眉で決まるといわれるくらい、眉は大切なパーツ。特に男性は、女性と違ってほかの部分はメイクをしないので、眉を整えるだけで印象が変わります。ボサボサの眉を整えるだけで清潔感がグッとアップしますよ」

―でも、眉を整えるなんて男らしくないというか、逆に女のコも引くのでは?

「そんなことはありません。私たちの調査で、男性の眉を見て“整えたほうがいいと思ったことがある女性は8割もいました。多くの女性は自分の眉をケアしているので、男性のボサボサ眉は気になってしまうんですよね。いかにも整えました!という眉ではなく、自然に整えてあげれば“身だしなみに気を配っている人”と好印象です」

―好感度の高いモテ眉ってどんなデザインですか?

「基本のデザインとして、スッキリとシャープな“ストレートと、キリッとカッコいい“ポイントがあります。お客様のなりたいイメージをうかがいながら、骨格や生えている眉を生かして自然に見える形に調整していきます。

このとき、眉にとても近い位置のある目の上のライン”とのバランスも大切。例えば目が丸い人はもともと柔らかい印象を持っているので、丸い眉にするとすごく柔らかいイメージになります」

BIEWSカタログより。上が基本形で下が角度を少しなだらかにしたもの。どちらかというとストレートが人気で、優しい感じも残してスッキリ見せたいという要望が多いとか

編集部のボサ眉スタッフがチャレンジ!

―さりげなくカッコよくなれるならぜひやってみたい! というわけで、さっそく早川さんに編集部のボサ眉スタッフをケアしていただきました!

【実例1】生まれてから一度も手を入れたことがない“ぼんやり眉”。元の眉をいかしつつ、ムダ毛をカットして形を整え、薄いところを少しだけ描いた。希望していたスッキリかつキリッとした印象にチェンジし、「いや~、かわるもんですね~」と本人も満足

【実例2】男らしい濃い目の眉だが、ボサボサ感がいかにも無頓着な印象。そこで、太さはいかしつつ下のラインをキレイにそろえたところ、スッキリとして清潔感が大幅アップ! これなら身だしなみに気を配っていることが女子にも伝わるだろう。初めての眉サロンの感想は「お姉さんにずっと見つめられてるみたいでドキドキした(笑)」とか。

【実例3】自己流ケアのせいで、もともと角度のついた眉がさらにつり上がって見えていた。眉頭、眉山の下のうぶ毛をいかしながら自然に太く見えるように整えた。さらに眉尻に向かって生えている毛を少しカットすることでなだらかに見せ、ソフトな印象に。「すごくバランスがよくなってうれしいです!」とプロの腕に感心!

このように、初めは躊躇(ちゅうちょ)していたメンズたちも自然な仕上がりに大満足。そこで次回は、実際にどんなふうにケアしていくのか、プロの技を見せていただきます!

■BIEWS(ビューズ) アイブロウリスト・早川渓衣(けい)さん骨格や筋肉のつき方、毛の質、生え方、左右のバランスなどを見極め、自然な眉を作ってくれる。全9店舗にメンズ専用ブースを設置【http://www.biews.co.jp/】

(撮影/五十嵐和博 撮影協力/BIEWS EYEBROW STUDIO[ビューズ・アイブロウ・スタジオ]八重洲地下街店)