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夢二の世界にひたって自分も美人画の登場人物に! 密かにブームの『ロマン写真館』とは

[2014年11月29日]

竹久夢二の世界観で美人画の人物に変身

生誕130年、没後80年ということで、竹久夢二が今年密かなブームとなっていたのをご存じだろうか――。

全国の夢二美術館ではイベントや特別展示が開催され、夢二とそのモデルとなった女を巡る“責め絵画家”伊藤晴雨とのスキャンダラスな三角関係を描いた漫画『万華鏡~抒情と緊縛~』まで『ビックコミック』(小学館)にて連載。

そもそも、竹久夢二の名前を聞いたことがない、絵を1度も見たことがないという人は少数派だろう。大正ロマンを代表する美人画の超人気絵師であり、独特の筆致で描かれたその叙情性は、今なお時代を超えて多くの人を魅了し愛されている。

そのブームを裏付けるかのように、夢二の世界観にひたれる『ロマン写真館』が開催のたびに順番待ちとなるほど人気だという。

『ロマン写真館』とは、2012年4月にスタートしたスタイリストの岩田ちえ子さん、写真家の首藤幹夫さんによる撮影ユニット・プロジェクト。アンティークの着物を纏(まと)い、プロの手でヘアメイクを施され“夢二の描く美人画”のような姿で撮影をしてもらえる月1開催の写真館だ。

撮影場所は東京都文京区にある弥生美術館・竹久夢二美術館併設のカフェ『港や』。さっそく11月10日に行なわれた『ロマン写真館』の現場に向かうと、まさに大正ロマンな雰囲気が漂う舞台だった。

東京大学の弥生門正面近く、弥生美術館・竹下夢二美術館に併設されているカフェ「港や」で撮影が行なわれる

東京大学の弥生門正面近く、弥生美術館・竹下夢二美術館に併設されているカフェ「港や」で撮影が行なわれる

出迎えてくれたのは、蝶ネクタイにとんび(大正・昭和時代に流行った男性向けコート)姿の首藤さん、動きやすくリメイクされた着物に割烹着の岩田さん、大正のカフェの女給のようなスタイルのヘアメイクさんやスタッフ。雰囲気作りから楽しませるという趣向のようだ。

このプロジェクトの始まりを、まず首藤さんに伺った。

主催するカメラマンの首藤幹夫さん

主催するカメラマンの首藤幹夫さんも蝶ネクタイにとんび姿という情感あふれるスタイルで撮影


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