かつて篠原涼子や仲間由紀恵も在籍した東京パフォーマンスドールが今年6月、約17年の年月を経て復活!

アイドル業界で「ステージがすごすぎる!」「レベル高すぎ!」と話題沸騰中の新生・東京パフォーマンスドール(TPD)が週プレに初登場!その魅力を4人のメンバー、上西星来(じょうにし・せいら)、高嶋菜七(なな)、脇あかり飯田桜子が語った! このインタビューを読めば、新生・TPDと、9人の魅力がすべて伝わるぞ!

■90分間ノンストップのダンスサミット!

―東京パフォーマンスドール週プレ初登場というわけで、「TPDとはなんなのか?」を説明してください。わかりやすく「TPDを知るためのキーワード」みたいな感じで!

高嶋 そうなると、まず一番最初は【歴史】ですね。私たち、1990年代に活躍された先代を継ぐ“2代目”なんです。

―篠原涼子さんや穴井夕子さんなどを輩出した!

高嶋 私たち新生TPDは、その歴史を継いでる部分があって。例えば、【ダンスサミット】がそうですね! MCを挟まずにノンストップで約90分間、歌って踊り続けるというパフォーマンスなんです!

―それは……激しいですね。

飯田 最初に先輩たちがやっていたダンスサミットの説明を聞いたとき「生きて帰ってこれるの?」って思いました。

―ちなみに、ダンスが得意なメンバーは誰なんですか?

高嶋 あかりです。浜崎香帆(はまさき・かほ)、橘二葉(たちばな・ふたば)、小林晏夕(あんゆ)の4人がダンス上手メンバーですね。

―ほほう、いうなれば“ダンス四天王”ですね。ほかの5人はどんな感じなんですか?

高嶋 “バラエティ四天王”もいます。うさき(神宮沙紀[しんぐうさき])と、いさき(櫻井紗季[さくらいさき])と、らこ(飯田桜子)ちゃん!

飯田 あと、(高嶋)菜七ちゃんもそうだよね。あ……ひとり余った。上西さんは……。

高嶋 ……“色白”ですかね。

飯田 あ~、確かに!

―待ってください! TPDって“ダンス四天王”と“バラエティ四天王”と“色白”がひとりいるグループなんですか?

高嶋 そうですね(笑)。

―「そうですね」って(笑)。

ステージを彩る演出も豪華!

■エンタメ界の最新技術をTPDに投入!

―では続いてのキーワード!

飯田 【演出】ですね。今までのアイドルにはなかった新しい演出が取り入れられてます。特に映像がすごいんです。背景に映像を映し出す「プロジェクションマッピング」っていう技術があるんですけど、舞台に映像を映し出して、それと融合して踊ったりするんです。

―プロジェクションマッピングといえば、ナイロン100℃(演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチが主宰する劇団)の芝居に多く取り入れられてますよね。

高嶋 そうなんです。KERAさんが同じ事務所で、同じスタッフさんにやっていただいてます。あと照明も楽曲ごとに変わりますし、レーザー光線も多彩ですごくステージが華やかです!

―さまざまなエンターテインメントの最先端技術がTPDの演出に注ぎ込まれているんですね! 続いてのキーワードは?

上西 【楽曲】ですね。私たち先代の歌をリアレンジして歌っているんですよ。私は『十代に罪はない』とか『RUBY CHASE』が好きです。

 私は『夢を』が好きですね。さっき言っていたレーザー演出で歌ってます。

高嶋 私は『BE BORN』!

飯田 『ダイヤモンドは傷つかない』です。一番最初に練習した曲ってこともあるけど、アニメで主人公のBGMでかかってそうな曲で、すごく好き!

―懐かしい曲ばっかりじゃないですか! 往年のTPDファンは喜んじゃいますね!

上西 はい、先代のTPDの曲をどんどんリアレンジバージョンで歌っていってるんですけど、新しく曲を歌うときには昔のファンの方が当時のかけ声でコールしてくれるんですよ。

―「歴史」「ダンスサミット」「最先端の演出」「楽曲」……ほかにキーワードは?

高嶋 やっぱり……なんといっても9人の【個性】ですね!

それぞれの意外な個性とは

―ほう。ではここで9人の個性をアピールしてください!

高嶋 じゃあ、まず小林晏夕。彼女は、16歳と思えないくらいにダンスがセクシーです。

上西 あと、髪がすごく長いんですけど、ステージ上でバンッバン振り回すんです。それがメンバーの体に当たるんです!

 アレ、超痛いです。すごくダメージを受けます(笑)。

―ダメージ(笑)。格闘技ゲームのキャラじゃないんだから! 強めのBボタンですか!

高嶋 そう、だから晏夕の必殺技は「ヘッドロール」ですね。「ヘッドロールタイフーン」

―さらに格ゲーっぽく!?(笑)。じゃあ、飯田さんは?

飯田 「らこビーム」です。

―なんですか?

上西 えっと、らこちゃんは、TPDのお姫さま的な存在で、自己紹介のときに「あなたの心にらこビーム!」って言うんですけど、そこで発射されるんです。色は基本、ピンクです。

飯田 あ、でもZEPPツアーのときはブルーだったよ?

―ごめんなさい。どういうことなんですか? そういう不思議キャラ的なアレですか?

飯田 えっと、私、TPDのオーディションで歌もダンスも得意じゃなかったんですよ。でも自分らしさを出さなきゃって思って、らこビームをつくってオーディションで撃ったんです。そしたら合格して。それからは、この「らこビーム」一本でやってます!(ニッコリ)

メンバーにゆるキャラがいる?

―すごくキャラが理解できました! 脇さんの必殺技は?

上西 「A・B・H」ですね。

―なんですか?

上西 「あかり・ブラック・ホール」です。吸い込まれるようなニカッ!って笑顔! ステージで見たら忘れられないインパクトですよ! 彼女の口はブラックホールです!

―すべてを吸い込む笑顔! 続いて、櫻井紗季さんは?

高嶋 いさきは、少年ですね。少年マンガが好きで。『NARUTO』が特に好きですね。必殺技は「少年の心!」。彼女をステージで見た人は少年時代の自分を思い出しますね。瞳がまったく汚れてなくてキラキラしてますから! あの瞳はすごいです(うなずきながら)。

■TPD9人の必殺技が今、明らかに!

―なんか、いつの間にか必殺技コーナーになってます! 神宮沙紀さんはどうでしょう?

高嶋 彼女はおしゃべりマシンです! しかもせっかち。

―悪口ですか??

上西 違うんです。本当にそういう性格で歩くのも速いし動きも速い。すべてが速いんです。

高嶋 うさきは「せっかちGOGOマシン」ですね。すごく速くしゃべるんで、ほぼ聞き取れないのが残念なんですけど。

飯田 でも、そこが憎めなくて、愛されキャラなんです。ゆるキャラみたいな感じです。

色白になれる色白ローリング?

―橘二葉さんはどうです?

高嶋 キレッキレのダンスですね。ヘビのようにしなって動く腕がすごいです。腕をそんな感じに動かす「パンキング」っていうダンスがあるんですけど、その使い手です。ZEPPツアーでは、ヌンチャクを使ってのダンスがすごかったです。

―「ヘビヌンチャク」! カンフー映画みたい! では色白でおなじみの上西星来さんは?

飯田 よく回ってますね。ステージで。あのローリングはすごいと思う。色白ローリング。

上西 色白ローリングを見た人は……色白になれます!

―なれないです(真顔)。

高嶋 (笑)。でも表情がいろいろ変わります。「すごい笑顔や!」って思ったら、次の瞬間めっちゃクールだったり。どんな色にも変わる!「色白ローリング七変化」!

―では、浜崎香帆さんは?

高嶋 香帆はアクロバティックですね。相当動きます。側転とか、見どころいっぱいです。

飯田 だけど、普段はマイペースなんです。メンバーが集合すると、必ず香帆ちゃんがいないんです。だから「アクロバティックマイペース」です。

リーダーのかわいそうな必殺技は?

―さて、とうとうリーダーの高嶋さんで最後です!

飯田 おしゃべり! あと……あっ!「世話好き」ですね。

高嶋 それ、商店街のオバチャンやん!!(大声)

 いや、すごくいいと思う。TPDのママだもんね。

―というわけで、最後に高嶋さん、週プレ読者にひと言!

高嶋 えー(笑)、そんな必殺技を持った個性的なメンバーがいますので、一度ライブに来てください!「あれがヘッドロールタイフーンか!」って、楽しめると思いますよ!

★必殺技一覧 小林晏夕「ヘッドロールタイフーン」 浜崎香帆「アクロバティックマイペース」 脇あかり「あかり・ブラック・ホール」 橘二葉「ヘビヌンチャク」 上西星来「色白ローリング七変化」 高嶋菜七「おしゃべりの世話好き」 櫻井紗季「キラキラ瞳&少年の心」 飯田桜子「らこビーム」 神宮沙紀「せっかちGOGOマシン」

東京パフォーマンスドール11月26日(水)に2ndシングル『DREAM TRIGGER』(エピックレコードジャパン)をリリース!『東京号泣教室~ROAD TO 2020~』DVD-BOX vol.2が12月23日に発売決定!! 同日に発売イベントを開催予定。詳しくは公式サイトをチェック!【http://tpd-web.com/】

(取材・文/篠本634[short cut]) 撮影/細野晋司)

アクロバティックかつセクシーなダンスは、とても10代のアイドルとは思えない! プロジェクションマッピングを取り入れた演出も必見!