最近はメンズ用の眉ケアグッズも充実してきた!

専門サロンでボサ眉からスッキリ男らしい眉に変身! これを参考にセルフケアしていきたいが、初心者は切りすぎたりアンバランスになったり、なかなか難しいもの。

そこで今回は、セルフケアでやってしまいがちなNGポイントについて引き続き、ビューティ・サロン「BIEWS(ビューズ)」のアイブロウリスト・早川渓衣(けい)さんに教えていただいた。

【1】眉の上側はなるべくカットしない

「眉の上側からカットされる方が多いのですが、これは要注意。高さを合わせようと、上のラインをぐっと眉弓筋(びきゅうきん・眉を上下に動かしたときに筋肉が盛り上がったように見える部分)まで削ってしまうとすごく不自然です。

特に初心者には難しく、最初にそこを削って形がおかしくなる方は多いですね。眉の形を決めるのは下側のラインですから上側にはなるべく触らず、下側を整えることから始めましょう。それにより顔になじんだキレイな眉になります」

眉弓筋(矢印)のあたりには手を入れず、眉の下側をカットしよう

【2】毛の長さを刈り込まない

「薄くしたいとか、毛の濃さを均一にしようとして毛の長さを刈り込んでしまうのもNG。顔はまつ毛や眉毛などの立体的なパーツで奥行きと立体感が出ているため、毛の長さをカットするとぺったりとした眉になってしまう。なるべく元の毛をいかして、本当に余分なところだけをカットしていくのが基本です」

【3】大きい鏡で全体をチェック

「小さい鏡で眉の部分しか見ないでケアするのはとても危険。大きな鏡で全体もサイドもきちんと見極めることが大切です。部分的にしか見ないと、どんどん細くなったり、あるいは眉だけがキレイに際立ちすぎたり全体で見ると自分の顔には合ってない…という結果になってしまいます」

初心者も使いやすいケアグッズ

【基本の眉ケアグッズ】最近ではドラッグストアや家電量販店などでもメンズ向けの眉ケアグッズの種類が充実してきた。初心者に使いやすいツールを編集部がセレクト!

「マユシェーバーキット ER-GM20」(パナソニック、オープン価格[実勢価格2000円前後])初心者でも気軽に眉ケアを始められる眉シェーバー。小さい刃で眉のキワまで整えられる。4段階から眉の長さを選べる眉コームつき

「眉ハサミ GATSBY (ギャツビー) メンズアイブローキット」(マンダム、972円[税込])眉バサミ、眉コーム、毛抜きの、眉ケアに必要なツールをまとめたキット。基本のストレート眉の整え方を詳しく解説したマニュアルつき。ドラッグストアなどで入手可能

「メンズアイブローガイド 男眉」(貝印、756円[税込])ヘアメークアップアーティストの尾花けい子氏プロデュース。ガイドを眉に当て、はみ出た毛をシェーバーなどでカットするだけで簡単に美眉に仕上がる。自分の眉タイプに合わせて、細めの「爽眉」、スタンダードな「男眉」、太めの「勇眉」の3種類から選べる

■BIEWS(ビューズ) アイブロウリスト・早川渓衣(けい)さん骨格や筋肉のつき方、毛の質、生え方、左右のバランスなどを見極め、自然な眉を作ってくれる。全9店舗にメンズ専用ブースを設置【http://www.biews.co.jp/】

(撮影/五十嵐和博 撮影協力/BIEWS EYEBROW STUDIO[ビューズ・アイブロウ・スタジオ]八重洲地下街店)