クリスマスシーズン。「あれが欲しい!」とはっきり言ってくる彼女はいいけど、「なんでもいいよ」とか言ってくる彼女へのプレゼント選びに悩む男子諸君、多いのでは?

無難に「ブランド物」がいいかなと思うけど、何を選べば…? その疑問に答えてくれたのは恋愛コラムニストの中條(ちゅうじょう)夏子氏。

「相手の年齢が上がるごとに喜ばれるブランドも違ってくるので注意! 例えば、定番のネックレスでもスタージュエリーは20代前半まで、4℃は20代中盤までといった、適した年齢があるので気をつけてください」

それは難しい…。

「年代を問わず喜ばれるブランドはルイ・ヴィトンミュウミュウです。名刺入れやキーケースであれば比較的安く購入できるので、予算が少ない場合でもほかのブランドの財布などに逃げず、このブランドを選べば間違いはないでしょう」

気をつけないといけないNGの物って、ほかにもある?

「ストラップやキーホルダーなど実用性のない物はNG。バッグも貢がせた感が出てしまうのでやめたほうが無難です」

予算が1万円程度じゃブランド物は厳しいですよね?

「その予算で選ぶべきはiPhoneケースですね。財布や名刺入れのように“ブランド物で当然”のアイテムではないので、ハードルが下がります。ケイトスペードは1万円弱で買えるiPhoneケースを多く出しています」

世界にひとつだけのオリジナルギフト

お次はブランド物以外で、女性が喜ぶクリスマスプレゼントを聞いてみよう。教えてくれたのは、おなじみモテ小技の天才、カオポイント石橋哲也氏。

「キーワードは『SNSや女子会でネタになる物』もしくは『気持ちが伝わる世界にふたつとない物』です」

具体的には?

「まずは『話のネタ物』。20代前半の女性には、彼女が好きな有名人がつけているアクセサリーや服がいいでしょう。『西内まりやちゃんとおそろい!』などSNSで自慢できます。アラサー女子になると、ここまでストレートでなく、自虐しつつ自慢したいと考えています。

高級な空気清浄機など色気のないアイテムでも『いいな~。ウチの彼のプレゼントなんて空気清浄機だから!!』と女子会での笑い話のネタになりつつ実用性もあるので、案外喜ばれます」

続いてのキーワード『世界にふたつとない物』を説明してくれたのは、20代の女性心理に詳しい女子会プロデューサー・木原悠紀子氏。

「アクセサリーにイニシャルを彫るだけでもいいのですが、オススメしたいのは『手作り』。『Gift your time』というサービスを使えば、本格的なシルバーやゴールドのアクセサリーからインテリアまで、プロの職人さんと一緒にオリジナルギフトを作ることができます。予算に合わせて作れるので安心!

3日前までにネットで予約して、予約日に都内のスタジオに手ぶらで出向くだけという気軽さもうれしいですね」

ところで、女性へのプレゼントで確実に喜ばれる定番である“花”はどんなものがいいのか? 青山フラワーマーケットの江原(えばら)久司氏に聞いてみた。

「クリスマスの定番はポインセチア。安価なのでプレゼントのちょい足しにはピッタリです!

さらにビシッと決めたいときは12本のバラがオススメ。『ダズンローズ』といって、欧米では愛する女性にバラを贈る際12本の束で渡す習慣があります。それぞれに永遠・誠実・愛情など12の誓いの意味があるので、そんなうんちくを語ってみるのもいいですね!」

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