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ツライ別れを安らかに演出する“ペット霊園”が大人気、熱帯魚にウーパールーパーまで?

[2014年12月20日]

わが子のようにかわいがったペットとも、いつか来てしまう別れの日。昔は犬や猫が亡くなったら家の庭に埋めたりしたものだが、最近は火葬し納骨する飼い主さんも増えてるとか。実際、どんなふうに弔(とむら)ってくれるのか?

ペットの葬儀っていったいどんなものなのか……? 東京都北区の法善寺境内にある東京動物霊園を訪れた。

「葬儀のご依頼があったら、ペットのご遺体をご自宅まで引き取りに伺うか、霊園まで持ってきていただきます。ペットの葬儀は、基本的には火葬のみです。火葬炉で複数のご遺体を火葬する『合同葬』、単体で火葬する『個別葬』、ご家族立ち会いのもと単体で火葬する『立会葬』の3つの方法を選べます」

と、従業員の大橋良子さん。火葬後、お骨はどうするの?

「合同葬の場合は共同墓地に埋葬します。個別葬、立会葬の場合はお骨拾いの後に納骨になりますね。骨壺はご自宅に持ち帰る方もいますが、納骨堂に納めることもできますよ」

火葬、お骨上げ、納骨堂への納骨と、基本的には人間の葬儀と同じ流れのよう。ただ、東京動物霊園では火葬の前にお経は上げないそうだが、霊園によっては読経するところもあるとか。ちなみに、どんな動物でも火葬できるんですか?

「火葬炉に入る動物であれば、基本的にはできます。時には蛇や熱帯魚の火葬をすることも。先日はウーパールーパーの火葬をさせていただきました」

そんな例まで……! 利用者はやはり増えてるんですか?

「そうですね。30年前は月に10件ほどだったのが、今は300件以上のご依頼があります。やはりペットのお別れも人間と同じで、『きちんと葬儀をしたから心の整理がついた』という方が多いんです。ただ、ペットには忌引がないので慌てて霊園を探す方も多いようです。後悔なくお別れするためにも事前に近場の霊園を見ておいたほうがいいと思いますね」

【東京動物霊園】
葬儀の料金は、ペットの大きさ、葬儀の形式によって異なる。猫の葬儀の場合、合同葬が1万3000円、個別葬が2万円、立会葬が4万円とのこと(税別)

(取材・文・撮影/short cut[岡本温子、山本絵理])


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