あどけないロリ顔にアンバランスなボディ。その視線の先に「私をもっと知って欲しい」と訴える天木じゅん

過激な地下アイドルのユニットとして、貧乏や苦労話もネタにディープな人気をじわじわ浸透させてきた「仮面女子」。

2015年早々、元日発売のニューシングル『元気種☆』がオリコンの週間チャートで1位となるなど、今年の顔として一気に表舞台でもブレイクの予感だ。

そのなかでも、『週刊プレイボーイ』がイチ推ししてきたのがグループ内の「アーマーガールズ」に所属する彼女、天木じゅん

ロリータ顔の容姿に、アンバランスすぎる95㌢Iカップのバストで、昨夏にスクール水着(http://wpb.shueisha.co.jp/2014/08/07/33655/)、冬はちょいエロな部活ユニフォーム姿(http://wpb.shueisha.co.jp/2014/12/06/40121/)まで本誌で披露するや大反響!

そこで今回、「週プレNEWS」が今年“大注目する期待のアイドル”第1弾として、仮面の下の素顔を直撃インタビュー!

 * * *

―兵庫にいた頃からずっと、女優とか芸能界の仕事を目指してたんだよね?

天木 そうですね、小学校3年生ぐらいの頃にダンスの見学に行って、そこからハマってしまって。で、姉も演劇科のある高校に入ってたんです。それに私も憧れて。

姉は先に上京しちゃったんですけど、私もやっぱり夢である芸能界に入りたいので。大阪のほうでお小遣い稼ぎみたいな感じで撮影会のお仕事とかしてたけど、今の旬のタレントさんとか見ていると、絶対に今若いうち行かないと、もう手遅れだって。

―焦りを覚えて、自分も思い切って東京に!

天木 はい。10代というブランドがなくなるのが、あと少しと思った瞬間、パッて一瞬の志向で上京するって、高校2年生の時に。

―地元での撮影会とか、関西でスカウトされて事務所に所属したりはしてなかった?

天木 あ、1回スカウトはされて、×××っていう…。

―めっちゃ大手じゃないですか!

天木 はい。入るか入らないかってなったんですけど、そういう大手だと、飛び抜けてる人がいっぱいいる中、この歳で這い上がっていくのが難しいことだなと思ったので。

―それは究極の選択だね。普通、大手のほうがチャンスあるんじゃとか、乗っかれるんじゃみたいな…。

天木 そうなんですよ。でも大手じゃなく、今みたいなところで絶対一番になってやろうと思って。そういう所で輝いた方が何か世間的に認められるかなと。実際、こうやって自分のやりたかった、すごい楽しいと思える、やり甲斐あるお仕事に出会えて。こっちで良かったなって本当に思えてるし。

胸が大きいのがコンプレックスだった

―なんか、ハングリー精神がスゴいねー。でも、上京したものの不安は? 

天木 うちの事務所、スゴい汚くて有名なんですけど。ホント、面接に行った時点でお母さんもビックリするぐらいで、大丈夫なのか?!って。でも半分疑いながらですけども、入って活動して、やっぱり先輩方を見てたり、そしたらちょこちょこ個人の仕事があったりして、そこから火がついてきて…。

―手応えというか、やれるかなと。

天木 というか、絶対、私はトップ取ってやるぞって。でも事務所の中だけで戦うのではなくて、必ず結果を外部に出て残して、次の仕事を自分でつかめるようになりたいって。それをスゴい思って頑張れたんだと。もう後輩だからとか関係ないって気持ちで。

―でも周りのメンバーも、他の事務所はダメでオーディション落ちてとか、売りみたいになってるし。実際、貧乏生活送ってたりする中でめげなかった?

天木 今はひとり暮らしで、家賃はまだ親にお願いしてるんですけど。それも20歳までに、ちゃんと自立できることって約束で出て来ているので。もうあと一年しかなくて。今を逃すともう無理って、自分でずっと思ってます。

―ほんとハングリー! でもそもそも女優志望で、グラビアアイドル願望とかは特になく?

天木 最初はグラビアをやる思考はなくて。私、胸が大きいことがコンプレックスだったんですよ。ダンスで揺れたりして。それが逆に、今の事務所に入って「その胸は売りになるよ」っていろんな人にアドバイスをもらってから、初めてこれを長所にしようって。

―男のコにからかわれてとかもあったのかな?

天木 それより、ほんと服とかが似合わなくて全然。自信がないからスタイルとかも自分でバランス悪く見えるんですよ。ほんと鏡で見て普通にイヤで…。大きくなり出したのは中2ぐらいですかね。母の遺伝で。お母さんもGカップあって。

―それまたちょっと、お母さん見てみたくなっちゃう。

天木 (笑)でも普通のオバちゃんです、もう関西の。

スク水経験で感動

―で、コンプレックスだった胸が売りになるんだ、逆に強味にしていこうみたいに開き直れたの?

天木 自分の名がそれで知れわたるのであれば、その仕事を楽しくなるようにすればいいって感じで。実際、ネットとかTwitterとか、週刊プレイボーイ見たよとか、初めて会いに来てくれる人が増えたり。ブログのアクセス数がドン!と上がったんで、ホントに楽しいし嬉しくて。まだそれも最近で、まだまだですけど。

―ちなみに、転校した通信制の高校の卒業式で「君が代」を独唱したってのも話題になったよね。

天木 はい。あれは2年生の時にこういうアイドルやってる在校生もいるんだって感じで出してもらっただけで。めっちゃ、恥ずかしいんですけど。

―いきなり取り上げられた感じ? でもメデイアの記事にもなって、イイきっかけになったでしょ。

天木 たくさん書いてもらって。たまたま4泊5日とかでスクーリングっていうのに行ったら、学校の先生とスゴい仲良くなって、いろんな話をして。そこから、制服のモデルやってとか仕事をいただいたり。

―応援してもらって、それがきっかけになってるんだ。

天木 はい。オリコン1位とかTV出たら、先生が写真撮って「見たよー!」ってファンになってくれてたりとか。そういうのも運だなと。めっちゃ良かったです。

―で、週プレの特集でも反響を呼んで。

天木 ホントに週プレ様々というか。もう、全てが週プレなんですよ。どこに行っても、どこの関係者様とお話をしても絶対「週プレ見たよ」ってワードしか出てこなくて。これに出てなかったら私はもうクズです、ホントに。

―いやいや、そこまで…(笑)。でも最初、ちょっとエロすぎ?とか困惑しなかった?

天木 全然エロいとか思わなくて、これを見て知ってくれる人が増えるのであれば、なんでもするぞ! ヌード以外であれば、ホントになんでもと思って。際どくても良いから、とりあえずたくさんの人に見てもらいたいと。

―でもスク水とかいって、こんなポーズさせられるとか想像してないでしょ。

天木 でも勉強になりました、ホントに。絶対、今後につながると思って。なんか、新しい自分に出会えたっていうか。スクール水着で写真を撮ったことなんてないし、私、こんなんだったんだとか…ビックリしました(笑)。でもなんか、感動でしかなくて。

―そう言ってもらえると本望ですが。新しい発見でもあり、修行の場にもなったんだ。

天木 はい。撮影が毎回楽しすぎて、いつも余韻に浸っちゃうんです、ホントに。自分じゃない自分というか、撮影してる時は誌面に載っているのを想像して、見てる方たちにもっと私を感じ取って欲しいって思いますね。

もっと倍速のスピードで上がりたい

―そういう思いが、何か訴えかけてくるような視線とか表情に強く出てるんだね!

天木 とりあえず売れなきゃいけないと思っているので、ひとつひとつが神な仕事なわけですよ。そういう意識ですかね。私を知って欲しいという。

―第2弾の部活ユニフォームも評判で、だいぶアピールになりましたよ!

天木 でも、誌面に載ったのを見ると、まずは感動するんですけど、すぐ何か物足りなさを感じるんですよ…。絶対、寂しくなっちゃうんです。これが最後って、もしなったらどうしようって。

―そんな、もう不安に駆られてるの?

天木 ホントに寂しいです。Twitterとかで流れて、その波が終わった時が一番どうしようって。だからまた絶対次もって思って。あと1年でダメなら帰らなきゃいけないって、ホントに切実ですから。

―じゃあ、めざす女優の道まで、グラビアもやれるギリギリまで!

天木 もう恥ずかしさはないですから。それを見て、オッ!って男の人がなってくれれば(笑)。

―喜んで欲しいとか、基本サービス精神旺盛?

天木 それはよく言われます。喜んでハマってもらえたら、それはこっちの勝ちなので。OKです。でもほんと今、自分自身、上げなきゃいけない時期だと思うし。ここが一番勝負というか、満足できない状況ですからね。

―本気度の表れなんだろうけど、ホント切実感が半端じゃないね。

天木 来年には20歳になってしまうので。結構、地下アイドルで対バンとかいっても、私から見ると周りは意識低いなって思っちゃう時がよくあって。絶対に自分はもっと倍速のスピードで上がりたいってスゴい思うので。

―私はこんなレベルにいられないんだ!って?

天木 常にそう思っていないと、自分も怠け癖がスゴいあるので。焦ったら失敗するとも言われますけど、常に焦ってます。

天木じゅんの本気度

―それで今、どっぷり浸かってる日々の生活にしんどいなとか、ふと寂しいなとかは?

天木 そんなのは結構とっくになくなっていて。毎日ライブをやっているから忙しい感が出てるのはあるんですけど、そのために生きてるんだし。個人の活動でいったらまだ暇人だから、この1年間で女優のほうに方向チェンジできるぐらい、とにかくひとつひとつの仕事に喰らいついて、結果を残していかなきゃって。

部屋にいてもTwitterとかブログだし、家にはほとんど寝に帰る感じなんですよ。もっと活動していきたいなって、結果を残していかなきゃって思います。

―見た目的には幼く見えるし、10代ラストでそこまで…と端では思っちゃうけどね。

天木 老けないで見られるから得なんですけども、でも年齢を見て冷めちゃう人とかもたくさんいると思うんですよ。20歳だからもう大人だなとか。だから19でもギリギリラインなんで。

―その明るさの陰でストレスや戦いがある感じだけど、じゃあ今の欲求不満解消法は…。

天木 仕事です、仕事! ホントに仕事です。仕事をやっていると、自然に疲れてないんですよ。毎日追いやられてる感がなくて、仕事をしてる時が一番ですね。終わってほしくないって思いますもん。仕事って呼んでいいのか?って感じで。

―それイコール自己実現みたいな感じだ。やっぱりハングリー感が生半可じゃないね。

天木 はい。事務所の中でも競い合うことがたくさんなので、メンバー同士、連絡先交換禁止ですし、もうホントに全員がライバルなので。お互いハングリー精神を出しながら、負けないぞって。

―大手の事務所じゃなく、こういう場に所属したのは間違ってなかった。

天木 間違ってなかったですね。甘え癖がある性格なので、選ばれるとかじゃなくて、自分からなんとかしなきゃって。成長するスピードとかも全然違うのかなと思って。

―では最後に、いま読んでくれてる人にもう一度、自己アピールしとこうか。

天木 うーーん、週プレといったら天木じゅんってなりたいです! とにかくなんでもやりたいんで。

―下乳くらい出しますよ、と(笑)。

天木 ハイ、それはもう出してるので全然OKです!

―素晴らしい! これからも応援していきますよ!

(取材・文/週プレNEWS 撮影/利根川幸秀)

■天木じゅん1995年10月16日生まれ、身長148cm B95 W57 H83 “最強の地下アイドル”と呼ばれるアイドルユニット、「仮面女子:アーマーガールズ」のメンバー。Iカップの神乳とロリフェイスを武器に人気急上昇。東京・秋葉原の常設劇場で毎日公演中。最新情報は公式ブログで! http://ameblo.jp/amaki-jun/公式ツイッターは @jun_amaki