『マジすか学園4』のW主演となった宮脇(左)と島崎(右)

人気メンバーから次世代メンバーまで48グループメンバーが勢ぞろいする「マジすか学園」シリーズが『マジすか学園4』となって2年半ぶりに復活する。

舞台は以前と同じく馬路須加(まじすか)女学園(通称“マジ女”)。最恐ヤンキー・ソルト(島崎遥香・AKB48を筆頭に曲者ぞろいのヤンキーがひしめく中、その“てっぺん”を獲(と)るために転校してきた、さくら(宮脇咲良・HKT48が強敵たちに立ち向かっていくストーリーだ。

これまでと大きく違うのは、宮脇と島崎の“W主演”となった点。特に初主演の宮脇は、38thシングル『希望的リフレイン』の初センター(渡辺麻友とのWセンター)に続く大抜擢でもあり、大きな注目を浴びている。

ファンにとっても嬉しい宮脇の初主演。しかし、見た目も性格もマジメで知られる宮脇は、ヤンキーのイメージとはほど遠く、周りからの反応は意外なものだったという。

「すごいバカにされるんですよー。『(ヤンキーの演技が)できるの?』みたいな。あと、ケンカのシーンもたくさんあるので、出演が発表された番組でアッパー(パンチ)を披露したんですが、それを観たファンの方々が『アクションシーンが不安』って、私より困ってて…

空いている時間もアクション指導を受ける宮脇

普段から「走り方が変」など運動音痴のレッテルを貼られている宮脇。それでも本人の意欲は十分。撮影現場では待ち時間でもスタッフからアクション指導してもらったり、準備に余念がない。「一生やらないことだと思うのでストレス発散というか、すごいやりがいがある」と楽しんでいるようだ。

ぱるるの大胆発言!

一方、シリーズ全作に出演し、前シリーズでも主役を務めた島崎は「貴重な機会。でもW主演でひとりじゃないので、あまりプレッシャーはないです」と主演に対して気負いはない様子。出演が決まった際はむしろ、「まず、役名が気になった」という。

「『ソルト』になって、まぁそうだなと思いました(笑)。ママに役名を言ったら『ウケる』って。友達も『まんまやん!』みたいな反応でした」

塩対応(素っ気無い対応)としてすっかりキャラクターが浸透している島崎。本人も納得する通り、まさに的確な役名だ。ただ、実際に演じてみると「戸惑う」ことがあったそう。

「私より『ソルト』のほうが感情のこもった話し方だという気がします。いつも私の会話って、棒読みだって気付きました。普段がそうだから演技が下手なんだと思って(笑)。最近は『ありがとう』とかも感情がこもっているように気をつけたり、他の人の会話をよく聞くようにしています」

久しぶりの宮脇との撮影で笑顔を見せる島崎

ちなみに、塩対応は撮影現場でも健在。さらに、プライベートでも仲のいい横山由依の演技に対しては「由依が演技しているって、なんか変な感じ」とバッサリ。宮脇がW主演の相手となったことも「え~! 別に誰でもいいですよ」と本人を目の前に断言するほどだ。

そんな島崎が、ドラマではどんな“塩対応”を見せるのか、そして宮脇のアクションは上達したのか…その成長ぶりにも目が離せなさそうだ。

■マジすか学園42015年1月19日(月)24:59~25:29よりスタート(日テレ※関東ローカル、毎週月曜放送)さらにHuluにて先行配信中! 公式サイト【http://www.ntv.co.jp/majisuka4/