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インフルエンザが生物兵器に? 米国防総省はなぜ日本メーカーの薬にいち早く目を付けたのか

[2015年01月25日]

現在、大流行中のインフルエンザ。ものすごく身近で危険な存在だけに、ウイルスの“軍事利用”の噂も絶えない。

果たして、その最先端はどのようなことになっているのか? WHOの新興・再興感染症対策チームで国際的なインフルエンザ対策を担当した医師、村中璃子氏が解説する。

 * * *

昨年はエボラ出血熱がパンデミックになるのではないかと、人類が息をのみました。

しかし歴史上、世界中に広がって、たくさんの死者を出した病原体はインフルエンザウイルスだけ。第1次世界大戦中の1918年から終戦後の19年にかけてパンデミックを起こした「スペインかぜ」がその代表で、第1次大戦の戦闘による死者2000万人を上回る、2000万から5000万人の人が亡くなりました。

2009年の「新型インフルエンザ」のように、これまで人類がかかったことのないインフルエンザウイルスは、人類の誰も免疫を持っていないため、あっという間に広がります。

09年の流行株は、致死率がそう高くはない性質だったので、結果としては大きな問題になりませんでしたが、「強毒型」、かつヒトの間で流行しやすい株が出現すれば、多くの死者を出すのは間違いありません。

そういうウイルス株を見つけてばらまけば生物兵器としても使えるので、各国は常時いろんなインフルエンザウイルスを収集しています。それらの株をもとにいち早くワクチンや治療薬を開発し、テロや攻撃に備えるためです。


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