グラビアアイドル兼女優として人気沸騰中の山地(やまち)まり。発売中のファースト写真集『処女』の撮影現場での(秘)裏話を初告白。さらに、清純派の彼女には知られざる秘密が…。
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―写真集を見た感想は?
山地 エロくて清純! いい意味で(笑)。20歳の節目に素敵な写真集を作ってもらえて…まだ夢みたいです。今、あらためて写真を見て、これが自分?って目を疑ってしまいます。
―今までと比べてどう?
山地 今回のほうが断然いいと思います! ロケの2ヵ月くらい前に、カメラマンさんに「気持ちと体がたるんでる」とお説教されて、“やる気スイッチ”を入れていただきました。そこから180度、気を引き締め直してダイエットにも励み、6㎏くらい痩せました。
―気合い入ったんだ。
山地 はい、これをやりきらないと絶対に後悔するので、自分を追い詰めて臨みました。毎日お風呂に入る前に脱衣所で、裸で表情やポーズの研究もしていました。気づいたら、1時間くらいやっていたことも…。今でも、鏡を見ると反射的にポーズをキメちゃいます(笑)。
―でも、なんで裸で?
山地 せっかくの写真集なので、見てくださる方に衝撃を与えたいと思い、これは脱ぐしかないなと…。私、手が小さいから、どうやったら乳首を隠せるかシミュレーションしてました。
―そんなに大きいの!?
山地 あっ、違います(照)。 微乳首です。
―表紙のあのポーズも自分が考えたの?
山地 はい(笑)。撮影中に、祈りを捧げているような儚(はかな)い表情をしていると言われて、聞いたとおりに祈りのポーズをしてしまったら採用されました。
―今までにない画期的なポーズだね。
山地 特許出願します!!(笑)
私がイヤラシイ声であえいでるなんて…
―では、一番印象に残っているシーンは?
山地 写真集でしか見られないカットですが、テーマをつけるとしたら、ドロッドロの沼地で“地球とエッチ”?(笑)。または、“地球を出産”のようなシーンですね。撮られている側は、どんな写真になるのか想像もつきませんでした。
―写真を見ての感想は?
山地 ある意味、神秘的というか、温かいというか…、見た方の感想を聞きたいです。
―あと、撮影中のハプニングや撮影秘話があったら教えて。
山地 実は今回、水着の下に一切アンダーショーツを着けずに撮影してます! これ、言っちゃってよかったのかな…。ハプニングではないですが、よく見ると透けてないか、心配です。皆さん、あまりちゃんと見ないでくださいね!(笑)
―この写真集の『処女』というタイトルについてはどう思う?
山地 私を表しているような言葉ですね。まだ女性になりきれていないところだったり、すべてが未完成な私って感じです。
―ちなみに、「処女」ではないよね!?
山地 それ、聞いちゃいます? すみません、本当です(照)。
―えー!! どうして?
山地 だって、恥ずかしいじゃないですか…。私がそんなイヤラシイ声であえいでるなんて想像しただけで…きゃー、無理です。
自分の女性らしい体が生々しくてイヤ
―うぶだね!(笑) ちなみに、Fカップ強あるバストはいつから大きくなったの?
山地 中学3年生の時に、私、大きいのかもって気づいてしまって、すごくショックでした。そもそも自分に胸という存在があること自体が恥ずかしくてイヤでした。
私がもし男子だったらという設定で、女子を見たりもしていて、きっと男子はプールに入って濡れている女子の体をイヤラシイ目で見てるんじゃないかと考えちゃって、そこからプールを休んでました。
―そんな想像をしてたの?
山地 たぶん、私は男のコに憧れていたんですよね。だからか、高校生の時は基本ノーブラかスポーツブラでした。あっ、でもバンソコは貼ってましたよ。
―なぜノーブラにバンソコ?
山地 本当に大きく見えるのがイヤだったので、ブラとかしちゃうと余計に大きく見えるんです。私、本当は自分の女性らしい体が生々しくてイヤです。最近、お風呂場にある全身鏡に自分の裸体が映るのが本当にイヤで。電気を消して入るようにしてます。
―それで、よくこの仕事やってるね。
山地 そうなんです。仕事だと気にならなくなるというか、スイッチが切り替わるんですかね。
―では、もしこの世界に入っていなかったら何になりたかった?
山地 マンガ家です。昔から絵を描くことが好きで、今でも暇さえあれば描いています。
―どんなジャンルの絵を描くの?
山地 少女マンガやBL(ボーイズラブ)マンガです。
―ストーリーも作るの?
山地 はい。実は今、趣味でBL小説をアプリで投稿しています。
強引でドSで背の高いイケメンに憧れ?
―本当に!? “山地まり”で検索すれば出てくる?
山地 ペンネームでやってるので出てきません。アクセスランキングで上位にいるんですが、たまに1位になると燃えます。
―ペンネーム教えて。
山地 今はまだ教えられませんが、いつか…。
―どのくらいのアクセス数があるの?
山地 10万アクセスくらいです。
―10万アクセス!? すごいじゃん!! 将来は作家デビュー?
山地 できたらいいですね!
―でも、なんでBL小説なの?
山地 男性同士の恋って、なんかいいじゃないですか。私が書いているBL小説は自分の願望そのままですね(笑)。主人公となる男性は強引でドSで背の高いイケメン。きっと、そんな人に憧れているのかも。
―実際の恋愛でも、そういう人を好きになる?
山地 それは違います! これは、私がなりたい理想像です。
―男性に?
山地 なれるものなら、なってみたいです。イケメンに生まれ変わって、いろんな女のコをたぶらかす!(笑)
―そんな願望があるなんて…。では、最後にひと言お願いします。
山地 いつか大女優になるという夢があるので、そこに少しでも近づけるように努力するのみです。皆さんのおかげで今の山地がいます。これからも見守っていてください。それと、写真集のイベントをやりますので、是非ひ会いに来てください。
(撮影/橋本雅司 取材・文/西山麻美)
●山地まり(やまち・まり) 1994年6月25日生まれ身長158㎝ B87 W60 H88 ファースト写真集『処女』(集英社)が絶賛発売中!
■山地まりファースト写真集『処女』(集英社刊) B5判 112ページ 価格:2,500円+税 撮影/橋本雅司 集英社刊 【http://wpb.shueisha.co.jp/2015/02/18/43499/】
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