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通が教える相撲部屋“ちゃんこの秘密”。実は一般人でも食べられる?

[2015年03月15日]

【画像上】当然、肉も野菜も具材の量はハンパじゃない。1年もやれば自然と包丁さばきが身につく【画像下】40人が食べる藤島部屋では、焼き鮭を用意するのもひと苦労。焼いて、焼いて、また焼いて!

【画像上】当然、肉も野菜も具材の量はハンパじゃない。1年もやれば自然と包丁さばきが身につく【画像下】40人が食べる藤島部屋では、焼き鮭を用意するのもひと苦労。焼いて、焼いて、また焼いて!

しかも味つけは、簡単・便利がウリの市販の合わせ調味料を一切使わず、すべてイチから手作り。鍋のダシも3日に一度のペースで回ってくる“ちゃんこ番”の力士が作ります。

新弟子は、おいしいちゃんこが作れるようになって初めて一人前。当然、調理場では稽古の時以上(?)に先輩力士たちの厳しい目が光っています。

「生まれてから一度も包丁を握ったことがないんです…」

そんな泣き言は一切通用しません。でも、目尻に涙を浮かべていた少年も、1年もするとみんな上手に包丁を使いこなし、部屋に継承された味つけを覚える。これはもう、相撲界の七不思議のひとつです。

今回、ごちそうになった6つの鍋(前回配信の記事参照→http://wpb.shueisha.co.jp/2015/03/08/44762/)は、それぞれの部屋に継承される伝統の味に創意工夫を重ねた逸品ぞろいでした。

一方で、最近は塩、醤油、味噌の三大鍋以外にもカレーもつちゃんこ、トマトちゃんこ、オニオンスープちゃんこ、ポトフ風ちゃんこ、ネギちゃんこなど部屋ごとに変わり種の“創作ちゃんこ”も増えているそうです。ぜひ、それらも一度味わってみたいと思っています。

むくつけき大男たちの宴(うたげ)、相撲部屋の「ちゃんこ」を普通の人が味わう機会はなかなかありません。方法としては、部屋の後援会に入会し、地道に関係を深めていくのがひとつ。

もうひとつは、各部屋が時折開催するちゃんこ付きの相撲部屋見学ツアーに参加することです。興味のある方は、各部屋のウェブサイトやツイッター、フェイスブックなどをこまめにチェックしてみてください。運がよければ、本物の「国技の味」を口にすることができるはずです!

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三遊亭歌橘
1976年生まれ。15歳で三代目三遊亭圓歌に入門。2008年に真打昇進。仕事がない時代に武蔵川部屋(当時)の小結・和歌乃山の付け人を経験し、相撲界と関わりが深い

(取材/工藤 晋 撮影/ヤナガワゴーッ!)


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