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クリミア訪問で大バッシングの鳩山元首相が「ロシアの資源で脱原発」と言い出したら要注意!

[2015年03月24日]

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソン の挑発的ニッポン革命計画」を連載中のマルチな異才・モーリー・ロバートソンが語る。

鳩山由紀夫元首相のクリミア半島訪問が波紋を呼びました。彼は日本政府とまったく異なる「ロシアによるクリミア併合は正しい」との認識を示し、「多くの日本国民が間違った情報の下で洗脳されている」と言い切った。さらに沖縄県の米軍普天間飛行場移設に関して「沖縄にこれ以上、基地を造らせないよう協力して」とクリミア住民に呼びかけた。

どう考えても、完全にロシア側の思うツボです。

鳩山さんの“独自外交”はこれが初めてではありません。3年前、当時の野田佳彦首相や外務省の制止を振り切り、民主党の外交担当最高顧問(かつ元首相)としてイランを訪問。強硬派のアフマディネジャド大統領と会談した結果、イラン政府の公式サイトに「鳩山氏は、核兵器不拡散条約(NPT)や国際原子力機関(IAEA)の不平等性を批判し、イランの主張に理解を示した」という内容がアップされました。

後に鳩山さんはこれを否定したものの、イランの核開発を正当化するカードとして、まんまと使われたことは100%事実です。

そして、今回のクリミア訪問。ロシアは旧ソ連時代からイランの核開発を助け、武器を売りつけてきた。そのイランと一緒に、シリア内戦では非人道的なアサド政権をバックアップ。また、イランはレバノンのシーア派過激組織ヒズボラも支援しイスラエルを攻撃するプロクシ(代理人)として利用している。

鳩山さんが主張するように、仮に日本がアメリカに寄りすぎているとしても、その対抗カードがロシアやイランの強硬反米政権ですか? ロシア側の演出で目にした都合のいい“クリミアの現実”に乗っかって、感銘を受けちゃっていいんですか?


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