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プーチンが「核攻撃」恫喝を連発。ロシアの言い分、“いじめっ子はアメリカ”か?

[2015年03月28日]

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ロシアから立て続けに届いた物騒な発言が各国を震撼させている。

15日に放送された国営テレビでプーチン大統領が、1年前にウクライナからクリミアを併合した際、欧米からの妨害を想定し「核兵器を臨戦態勢に置く準備があった」と明かし世界中が戦慄。さらに、23日にはワーニン駐デンマーク大使が、北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛計画にデンマークが参加した場合、「ロシアの核ミサイルの標的となる」と恫喝(どうかつ)したのである。

この短期間に二度も「核」を持ち出すのは穏やかではない。はたして、プーチンの狙いは?

日本人として初めて、ロシアの外交官とFSB(元KGB)を専門に養成するロシア外務省付属「モスクワ国際関係大学」を卒業した、モスクワ在住の国際関係アナリスト・北野幸伯(よしのり)氏に解説してもらった。

***

こういう、一見わけのわからない過激な発言が出てきた時は「相手側」(つまりロシア側)の立場になって考えることが大事です。つまり、「プーチンはクレイジーな独裁者だ!」のひと言で済ませず、考えてみる。善悪は別として、ロシア側にはロシア側の論理が一応存在するからです。

それはなんでしょうか? 多くの人は「ロシアは隣の小国ウクライナをいじめている」と考えているのでは? もちろん、その通りなのですが(笑)。

しかし、ロシア側の意識は全然違って、「私たちこそ、いじめられっ子だ!」と思っているのです。

これはジョークではありません。私の近所の知人たちも皆、そう言っています。ロシアが「いじめられっ子」と主張するのなら当然、「いじめっ子」が存在するはずです。それは誰なのか?

すぐにわかった人もいるでしょう。そう、「いじめっ子はアメリカ」です。なぜ? 少し歴史をさかのぼってみます。


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