自分が応援しているグラドルが引退するのは悲しい。しかし、彼女たちの第二の人生を応援したいという気持ちもある。終わりよければすべてよし。グラドルはいつ引退し、どう辞めるのが幸せなのか。
■第二の人生を歩むグラドルに望むこと
今年1月21日、桐山瑠衣ちゃんの所属事務所のホームページで、彼女が芸能活動を引退することが発表された。
続く3月21日には、山中知恵ちゃんもツイッターで卒業を公表。どちらもトップクラスの人気グラドルだったため多くのファンは驚きとともに戸惑いを隠せなかった。
ある山中知恵ファンがため息交じりに言う。
「本人が第二の人生を歩むと決めた以上は、その気持ちを尊重したいと思う。ただ、今まで自分の支えになっていた存在がいなくなってしまうのはとても悲しい」
とはいえ、30代、40代になっても芸能界で活躍できるグラドルはほんのひと握りだけだ。多くのグラドルはいつか引退することになるわけで、その時期が早いか遅いかだけの違いともいえる。
グラドルはいつ引退するのが幸せなのか? 延べ1千人以上のアイドルイベントでMCを担当し、アイドル評論家としても活躍する村山ひとしさんは言う。
「かわいさをウリにするグラドルなら、ひとつの区切りとなるのは25歳でしょう。ただ、その25歳を超えた時に別の魅力を備えているコはその後も息長く活躍できる可能性は高いと思います」
確かに、かわいいだけで通用するのは25歳くらいまでとはよく言われる。それ以降はトーク力やセクシーさなど違う武器を持っていないと生き残るのは難しいということだ。