週プレNEWS TOP 連載コラム セルジオ越後のサッカー「一蹴両断!」 セルジオ越後が嘆くファン、メディアの甘さ 「ACLで苦戦を続ける日本勢と、結果を残す韓国勢の違い」

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セルジオ越後が嘆くファン、メディアの甘さ 「ACLで苦戦を続ける日本勢と、結果を残す韓国勢の違い」

[2015年04月16日]

今季もJリーグ勢がアジアでもがき苦しんでいる。

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4節が終わり、Jリーグで首位争いをしている浦和が1勝もできずにほぼ敗退決定。その他では柏こそ踏ん張っているものの昨年国内3冠(リーグ、天皇杯、ナビスコ杯)のG大阪と鹿島がまだ1勝しかできず各組最下位。決勝トーナメント進出に向けて“崖っぷち”だ。いずれにしても、今季もJリーグ勢の優勝は難しい。

確かに、他国のレベルは上がっている。中国勢は豊富な資金力で大物外国人をかき集めているし、自国リーグが盛り上がるオーストラリア勢にも勢いがある。また、タイやベトナムなどの新興勢も資金力の高まりとともに存在感を増している。

翻(ひるがえ)ってJリーグ勢はどうか。資金面にゆとりがなく、日本代表クラスの選手は次々と欧州に流出し、外国人選手も以前より小粒になった。また、リーグ側が出場チームに対して日程調整や遠征費補助などの支援を行なっているというけど、結局、今季も過密日程は解消できていない。そもそもACLは収入面での魅力に乏しいという大会自体の抱える根本的な問題もある。

でも、だからといって「ACLは負けても仕方ない」と諦めるくらいなら、もう来年は出場枠(3.5枠)をひとつ返上したほうがいい。

例えば、お隣韓国のKリーグ勢を見てほしい。彼らにも決して豊富な資金があるわけじゃない。日本同様に代表レベルの選手は欧州や中東に次々と移籍し、さらにその下のレベルの選手はJリーグに流出している。その穴を埋める外国人の質もJリーグ勢と変わらない。にもかかわらず、Kリーグ勢はACLで必ず結果を出している。ほぼ毎年ベスト4以上に1チームは残っている。


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