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日本人がテロで拉致されても自衛隊が救出できる可能性は数%? 現場の隊員たちからも不安、当惑の声

[2015年04月24日]

人質救出作戦のカギを握るヘリコプター、UH-60ブラックホーク

安倍内閣のイケイケ路線で安全保障政策が転換し、自衛隊の役割がどんどん海外へと拡大していく。でも、“わが軍にはグローバル化する対テロ戦に対応する能力があるのだろうか?

国会では自衛隊による人質救出作戦について論議されたが、うまくいくとは限らない。“机上の空論”ならば勇ましいことも言えるだろう。しかし、現実には何がどこまでできるのか? Q&Aで検証してみよう。

Q)外国なら、どの部隊が行くのか?

A)米軍ならデルタフォースなどが行く。

イギリスならば陸軍特殊部隊のSAS。フランスならば国家憲兵隊所属のGIGN。だが、百戦錬磨の米特殊部隊でも、IS=イスラム国に捕らわれた米国人人質の救出に少なくとも2回失敗している。困難なミッションに日本人を助けるために外国が部隊を派遣することは、よほどの外交的メリットがなければあり得ない。

「1996年のペルー日本大使館人質救出作戦は、ペルー海軍の特殊部隊FOESが中心として実行しましたが、これはペルー国内での事案だったためです。統治できていない国では、自国民は自国で助けるしかありません」(軍事フォトジャーナリスト・柿谷哲也氏)

Q)自衛隊だと、どの部隊が行くのか?

A)強いて挙げれば特殊作戦群になる。

習志野にある陸自唯一の“特殊部隊”である「特殊作戦群」(特戦群)が中心となるだろう。人員約300名。米軍デルタフォースなどを手本に2004年に創設された。空挺とレンジャーの資格が要求され、全国の駐屯地から精鋭が集められている。過去にイラク復興支援などに派遣されたといわれるが、詳細は謎に包まれている。訓練も極秘で行なわれ、式典でも素顔を明かさない。


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