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「日本外交の命運は真剣に出世を狙うひとりの外務官僚にかかっている」 鈴木宗男×佐藤優 東京大地塾レポート

[2015年06月21日]

鈴木宗男氏(右)、佐藤優氏とも因縁の深い外務官僚は日本外交をどこへ持っていこうとしているのか?

鈴木宗男・新党大地代表と、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏による対談講演会「東京大地塾」

今回のテーマは、これからの日ロ関係の命運を握る外務官僚の話だ。鈴木宗男、佐藤優氏とも因縁の深い彼は日本外交をどこへ持っていこうとしているのか? こんな男が日本の外交を動かしていたのか…。

■出世しか考えてない外務官僚に日本の外交が左右される

鈴木 先日、ナルイシキン・ロシア国家院議長が日ロ文化フェスティバルの開会式に来日されました。そして5月20日、ホテルニューオータニで安倍総理と15分間会って、総理はプーチン大統領へのメッセージを伝えました。

佐藤 ただ、これも少しややこしい話がありまして(苦笑)。まず、アメリカはウクライナ問題の制裁措置のひとつとしてナルイシキンさんの渡航を拒否しているし、会うこともダメと言っている。そんな“お尋ね者”が安倍さんに会いたがっていると言ってきた。しかし、アメリカの意向を考えて、外務省は「会わないほうがいい」と進言した。

ところが、おそらく森喜朗元総理や鈴木先生あたりが「これは会わなかったら、その後の日ロ関係は大変なことになるぞ」と相当ネジを巻いたんでしょう(笑)。そこで安倍首相は会うことにした。

すると、外務省の中では「いやー、心の中では私もそう思ってたんですよ。総理がそのようにおっしゃるなら、私も是非そうしたほうがいいと思います」とコロッと意見が変わるヤツが出てきた。それが今の外務省のナンバー2である、杉山晋輔審議官です。

実はこの男のおかげで、私も鈴木先生も檻(おり)の中に入れられたようなもので(苦笑)、当時は日ロ関係をストップさせる中心人物だった。ところが今や、彼の“偉大な決断”で日ロ関係は一歩一歩、進んでいる。北朝鮮だってそう。一生懸命、関係を良くしようとしている。

ところが、この人、国益なんか考えて動いてるんじゃないんです。今、審議官というNo.2だから、トップの次官になることしか考えてない。その人事権は官邸が持ってますから、官邸の言うことならなんでも聞く。クソのついたケツも拭くし、キ○タマ袋も洗わせてくださいと、こんな感じで「義理を欠き、人情を欠き、平気で恥をかく」。ただ出世のためだけに歩いているのが杉山さん。

でも、だから信用できるんです。官僚は真剣に出世を追求している時は命がけで仕事をやりますからね(笑)。ただ、彼が今、頑張っていることは対外的にはワケのわからないことが出てくるんです。ナルイシキンさんの件ではロシアと仲良くして、アメリカの言うことを聞いてない。ところが、ロシアとケンカしてアメリカの手下として働いてるウクライナのポロシェンコ大統領のところには訪問して、しかも金を出そうとしている。


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