週プレNEWS TOP 連載コラム "本"人襲撃 清原が教室に怒鳴り込んだ! PL最強世代を支えた男が難病と闘い、今明かす廃部危機への思いとあの時代の真実

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清原が教室に怒鳴り込んだ! PL最強世代を支えた男が難病と闘い、今明かす廃部危機への思いとあの時代の真実

[2015年07月07日]

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ALS闘病中の伊藤敬司氏とPL野球部の同級生たち。(左から)立浪和義氏、橋本清氏、野村弘樹氏、片岡篤史氏(『PL学園最強世代』より)

高校野球の名門「PL学園野球部」が今年度に続いて来年度も新入部員を受け入れないことを表明し、廃部危機も噂されている。

PLといえば、かつては甲子園の常連校で春に3度、夏に4度の優勝という輝かしい実績を残し、春夏連覇も1度成し遂げている。連覇の偉業は桑田真澄、清原和博のKKコンビがPLを去った2年後の1987年のことだ。

その“最強世代”をキャッチャーとして支えた伊藤敬司氏は現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症[きんいしゅくせいそくさくこうかしょう])という難病に立ち向かっている。

全盛時代に活躍した伊藤氏が抱える今のPLへの思い、そしてALSという病の現実とは? 『PL学園最強世代 あるキャッチャーの人生を追って』の共著者で、取材・執筆を担当したライターの矢崎良一氏に聞いた。

―消滅の危機にあるPL野球部について、伊藤さんはどう感じていらっしゃるのでしょうか。

矢崎 「もう、ただ寂しい」という気持ちと「何を考えているんだ、なんで野球部を潰(つぶ)すんだ」という学校関係者に対する怒りがあると思います。しかし、事態は取り返しのつかないところまで進行してきている。それを目の当たりにしているOBたちの中には、諦めの言葉を口にする人も多いです。もちろん、「何か力になれることがあれば」という気持ちは皆さん持ち続けていますけど。

―タイトルの「PL最強世代」というと、KKコンビがいた世代が思い浮かびます。

矢崎 そう思う人は多いかもしれませんね。絶対的エースの桑田が抑え、スラッガー清原を中心とした強力打線が点を取りまくる。20点以上の差をつけて勝つということもありました。

それに比べて、春夏連覇を成し遂げた世代はコツコツと点を重ねていって継投で逃げ切る、「相手のいいところを出させない」試合をしていたため印象が薄いのかもしれません。でも裏を返せば、それは楽に勝つことができるチーム力があったということ。総合的な力を考えたら、この世代が最強なんじゃないかと思いますね。


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