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新国立競技場とほぼ同額! 2310億円をウクライナにバラまく安倍政権は壊れている

[2015年08月22日]

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鈴木宗男氏(左)と佐藤優氏が安倍政権の末期症状ぶりを検証!

鈴木宗男・新党大地代表と、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏による対談講演会「東京大地塾」

今回のテーマは、安保法制における安倍首相の発言、ウクライナ支援と新国立競技場建設問題から安倍政権の末期症状ぶりを検証。このまま日本外交はどんどんヤバい方向へ進むのか?

■安保法制の議論で「ホルムズ海峡」と言わなくなった安倍首相

鈴木 今日は後で鈴木貴子代議士が来ますので、7月23日から27日までビザなし交流で国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島に行ってきた話をしつつ、佐藤さんからは日ロ関係など、いろいろお話しいただければと思っております。では、佐藤さん、よろしくお願いします。

佐藤 皆さん、最近の安倍首相の安保法制論議に関する国会答弁に驚きませんか? 以前、あれほど「ホルムズ海峡」と言ってたのに、言わなくなったでしょ? 今までは「ホルムズ海峡にイランが機雷をまいて、それを海上自衛隊が集団的自衛権を行使して、機雷掃海に行く」と言っていた。

これに対して、7月23日、東京の日本記者クラブで、イランのナザルアハリ駐日大使が記者会見しました。そこで、「これから制裁を解除されて、ガンガン石油を輸出したい。それなのになぜ、イランが機雷をまいてホルムズ海峡を封鎖する必要があるんだ?」という趣旨の発言をしたんですね。

それを受けて安倍首相は、「やっぱりイランじゃない。南シナ海だ!」と言い始めたわけです。あれだけ重要だと言っていたホルムズ海峡の話はどこにいったんでしょうか? ここ数日で、南シナ海情勢に何か緊迫した事態がありましたか? ありません。となると、こんなこと言い出した安倍首相の頭の中が一体どうなっているのか、まったくわからない。

ちょっと前にも、こういうことがありました。2020年東京オリンピックの新国立競技場建設に関して、安倍首相は7月10日の衆院平和安全法制特別委員会で、「これから国際コンペをやって、新たにデザインを決めて、基本設計を作っていくのでは時間的に間に合わない」と言ったんです。

ところが7月17日には記者会見で、「ゼロベースで計画を見直すと決断した」と言っている。これは安倍さんの政治決断だそうです。そういう政治決断ができるなら、安保法制化も辺野古新基地建設も政治決断で白紙にできるわけですよ。

最近の安倍政権は一歩先、二歩先のことすら考える余裕がなくなって、半歩先も考えられなくなってるんじゃないか、という感じです。この状況で北方領土問題や外交がやれるのか?と心配になりますね。


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