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『家族という病』が50万部超! 著者が語る「誰も面倒見てくれない人は可哀想…って、そんなことないよ」

[2015年08月23日]

「死の床で遺産相続の話が聞こえるより、自分ひとりで好きな酒でも飲んで、音楽でもかけて死んだほうがよっぽどマシ」と語る下重氏

今年3月の刊行以来、50万部超のベストセラーとなっている下重暁子(しもじゅう・あきこ)氏の『家族という病』

“家族の絆”がもてはやされる一方で、家族がらみのトラブルが後を絶たない現代。「家族とは何か」という根本的な問いについて、改めてお話を伺った。(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)
(前編記事⇒ 「『家族という病』で著者が明かす 「安倍さんの狙いは家族を管理すること。私はまさにそれを書きたかった」

 ―家族や絆という言葉で愛国心や敵愾心を煽(あお)ってナショナリズムに訴えるほうが国にとって都合がいい。個を殺してみんなが同じ方向を向いて…って、戦争の道ですよね。だからこそ、今それを問うべきなんだろうと。

下重 そう。それが本書の奥の奥の意味ではあるんですけどね。今はまず親を演じ、子供を演じて人様から文句を言われないような家族、恥ずかしくない家族を演じるのに必死でしょ。しかも、葛藤があったら恥ずかしいくらいな。私は葛藤があるのが当然だと思うけど。

―結局、自分に自信がなかったり生き抜く力に欠けると、家族に依存してお互い愛情と勘違いした寄りかかり方をしている。

下重 それと、仲良く見せるために自分を押し殺してる。するとストレスたまりますよね。それがある時、爆発すると殺人事件とかになるわけ。手がつけられなくなる。

―ためこむ前にリリースしなきゃいけないし、学校で家族の絆は大事とかいってるよりも、早くひとり立ちしなきゃと教えたほうがいい。

下重 本当にそうだと思いますよ。私の友達の子供も、40歳くらいになって家にべったりでお母さんに食べさせてもらってね。でも友達はついに決意して、自分が定年になった年に放り出したんですって。そしたらしょうがなくアパート借りて仕事を見つけて、大したお金にはならないけど、自分で食べ始めた。今までできなかったのが、やってみたらそうなった。だから、可哀想とか情に流されちゃいけないよね。けじめってのが、どっかにあるでしょう。

―でも、それこそ昔は他の子供も叱ったり面倒を見たりする社会がありましたけど、今はうかつに人の子供をどうこうもできない(苦笑)。

下重 先生ですらどうもできないですからね。変な社会。友達ならば理解しようと思うから一生懸命、話するよね。だけど、親子はそんなことしなくてもわかってると思ってる。でも、本当はなーんにもわかってない。私の疑問はそこからですよ。父は生きてる間、何を考えてたのか? 母親はなんで私を溺愛したんだろうとか。一番わかんないのが家族。

―わかんなくても家族だからって、わかったつもりになって。

下重 お互いに許しあって、なあなあで暮らしている。世代が違うから考え方が違うに決まっています。ケンカしないほうがおかしい。兄弟姉妹など身近な競争相手で仲いいわけないじゃない。


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