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大洪水の恐怖はここでも! 首都沈没を引き起こす荒川堤防の知られざる“東西格差”

[2015年09月19日]

「川の氾濫により3メートル以上浸水する恐れがある」と警告するゼロメートル地帯にある標識

多数の犠牲者を出し、水害の怖さを思い知らされた鬼怒川の氾濫――。

だが、「このままでは“第二の鬼怒川”になる」との懸念の声が高まっているのが東京の大動脈・荒川だ。

前回記事では、決壊の危険度が極めて高い、荒川陸橋の“堤防のくぼみ”についてレポートしたが、住宅密集地が多い荒川の下流域には他にも危ういポイントがある。

それは荒川陸橋から数キロ下流にある人口約70万の町、江戸川区だ。元江戸川区・土木部長で『首都沈没』の著者でもある土屋信行氏がこう話す。

「荒川に沿う江戸川区は、区内のおよそ7割が東京湾や荒川の水面よりも地面が低い〝海抜ゼロメートル地帯〟。現地に行って左右を見比べれば、堤防の外側の道路が荒川の水面よりも低い位置にあることが一目瞭然です」

海抜ゼロメートル地帯で堤防が決壊すれば…?

「東日本大震災時の津波は到達するまで30分程度の猶予がありましたが、大量の川水が、川の水面と同じ高さになるまで一気に流れ込んできます。逃げる時間はありません」

だが、荒川の西側(都心側)にある江東区や墨田区にも海抜ゼロメートル地帯はあるのだという。東側(千葉側)にある江戸川区だけが、なぜ危険なのか。

「このエリアの堤防は、多数の犠牲者を出した明治43年の東京大水害の後で建設が始まったのですが、ここで決定的な問題となるのが、当時の堤防の設計思想です。

実は、都心部を守るために西側の堤防は高く分厚くし、東側はそれよりも低く薄く造られているのです。つまり、増水で川の水位が上がった場合、江戸川区側が先に越水し、都心側には水が浸入しない構造になっている。私が実測したところ、東側堤防は西側に比べて平均約1メートル、一番低いところでは2メートル以上の差があります」


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