週プレNEWS TOP 連載コラム セルジオ越後のサッカー「一蹴両断!」 セルジオ越後が浮かれるな!「次のシリア戦は大一番。2位通過するようなチームに本大会での勝利など望めない」

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セルジオ越後が浮かれるな!「次のシリア戦は大一番。2位通過するようなチームに本大会での勝利など望めない」

[2015年09月24日]

格下相手に見せるべき力の差をようやく見せられた感じだね。

日本代表がW杯アジア2次予選のアフガニスタン戦に6-0と大勝した。その5日前のカンボジア戦(3-0)、6月のシンガポール戦(0-0)と、力の劣る相手にストレスのたまる内容の試合を続けていただけに、ひとまずホッとした。

サッカーでは、日本に限らず、どれだけ相手と実力差があっても、ガチガチに守備を固められたら得点を奪うのは簡単なことじゃない。

例えば、つい先日のEURO(欧州選手権)予選でも、強豪イタリアが守備的システムを敷くマルタ(FIFAランキング160位、グループ最下位)相手になかなかゴールを奪えずに大苦戦した。イタリアはなんとか後半に1点を決めて逃げ切ったものの、地元メディアから酷評されたそうだ。

それがサッカーの面白いところであり、難しいところでもあるんだけど、ここ最近の日本代表についていえば、それを考慮に入れても「期待はずれ」だった。

でも、アフガニスタン戦では香川、岡崎、本田と決めるべき人がしっかり決めたのが大きかった。

特に、香川の先制点がよかったね。積極性のある素晴らしいミドルシュートだった。前半10分という早い時間帯にリードを奪えたことで、チームも彼自身も精神的にラクになった。これまで香川は代表で思うような結果を残せずに苦労していたけど、この調子で頑張ってほしいね。どんどんミドルシュートを打ってほしい。

ただ、6-0で勝ったからといって、「すごい」と浮かれるのは禁物。それまでの試合がダメだったことの反動もあるのだから。現在、グループ首位のシリアもアフガニスタンには6-0で勝っている。日本はそのシリアに勝ち点で2、得失点で4の差をつけられている立場だ。見ている側も謙虚にならなきゃいけない。


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