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地元高校生が強制参加? 放射能に汚された福島“6国”清掃活動は美談でいいのか

[2015年10月17日]

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開会式が終わると、ビニール袋を持ちながらグループごとに分かれてゴミ拾いが始まった。配られた軍手とマスクをしていない人もいる。歩道脇に続く草むらにゴミが落ちているのを見つけると、参加者たちは躊躇(ちゅうちょ)なく飛び込んでいく。

一般的に除染は車道や歩道までは行なうが、その脇の草むらまではしない。つまり高い放射線量のままで放置されている。中村氏、池上氏が歩道上の草が生えている場所に次々に測定器をあてると、毎時0.5マイクロシーベルト、0.8マイクロシーベルトと数値が上がる。毎時1.3マイクロシーベルトを超える場所もあった。

そうした場所に近づき、汚染された地面のゴミを取るなどすると、放射性物質を吸い込んで余計な内部被曝をする恐れがある。それにホットパーティクルと呼ばれる高濃度汚染物質が舞っている場合は、余計に注意が必要だ。

ふたりは線量の高い場所を見つけると、「みんな見てごらん。ここは放射線量が高い場所だから近づかないでね」と声をかける。本来なら主催者がするべきことではないだろうか?

広野町にある福島県立ふたば未来学園高校から参加したというふたり組の女子高生に話を聞いてみた。

「参加したのは学校の美化委員だったから。強制参加でした。放射能の話? 学校では誰もしないし、みんな気にしていないと思います。今日の清掃活動をすることで反対運動があったのですか? 全然知りませんでした」

記者がなぜ反対運動が起きたのかを説明し、ふたりと話し終えると、いつの間にか後ろにいた付き添いの先生にこう言われた。

「取材は清掃活動が終わってからにしてください」

そこで、先生に「今日の活動は強制参加なのか?」と尋ねると、「そんなことはありません。希望者だけです」と慌てて否定。そんなやり取りを聞いたのか、間髪を開けず主催者団体のひとりが飛んできた。事前に取材に関する規制も注意もなかったが、やはり反対運動があったからだろうか…報道陣を警戒している様子が窺える。

(取材・文・撮影/桐島 瞬)

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