楽曲中のリコーダーパートで演奏する吉田凜音(左)と蒼波純(右)

昨年、その美しさから“北の橋本環奈”といわれ話題となった吉田凜音(りんね)に、ミスiD2014グランプリに輝いたデビュー以来、女優として注目を浴びる蒼波純。ともに14歳のふたりが期間限定のユニット・ずんねfrom JC-WCを結成した。

ふたりがユニットを組んだきっかけは、映画『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』での競演。ともに14歳ということで、吉田が15歳になる12月11日までの期間限定ユニットとなる予定だという。11月18日には大森靖子がプロデュースを手がけたデビュー曲『14才のおしえて』が発売される。

そこで、今月17日にはその予約会が行なわれ、MVとジャケット写真が公開。イベントにふたりが登場し、「せーの、『ずんね from JC-WC』です」という自己紹介とともにライブを披露。「初めて(自己紹介が)揃ったね」(吉田)、「fromを忘れちゃうんですよ」(蒼波)と早速、会場の笑いを誘った。

初披露となった衣装のセーラー服姿で登場したふたり

そしてトークに移ると、司会が話している最中にひそひそ話をするなどふたりは自由奔放。おっとりしたキャラの蒼波に、大人びてハキハキした吉田とまったくキャラは違うが、仲の良い姿に観客も満足気だった。

天然炸裂の蒼波に吉田も苦労?

イベントは一度、トークを打ち切ってMV上映へ。初めて観たという蒼波が、鑑賞中にもかかわらず2番のサビでなぜか爆笑(声は出さず)。それには吉田も「うちがそのタイミングでカメラを向いているんですけど、それが面白かったらしくて」と理解不能の様子…。

さらに蒼波は、撮影で苦労した点を聞かれ「ふふふっ」と笑いだすなど不思議キャラ全開。そんな蒼波に対し、吉田が「(蒼波が)意外とヘンなところでツボに入るんです、そういうところが大変だった」とイジりつつ本音を吐露した。

休憩時間にふたりがやっていたバスケットボールのシーンが使われていることなど、撮影の裏話がひと段落し、イベントの進行を任されると、ふたりは初めから「何話す?」(吉田)、「さっき食べたお弁当の話」(蒼波)などほのぼのとしたやりとりに…。最終的には「なんかありますか?」(吉田)と、周囲で見守っていた観客から質問を募り、つつがない(?)進行でイベントは盛況に終わった。

終了後、「予想以上の人が来てくれて嬉しかったです。フリートークもたくさんできたし(笑)」(吉田)、「すごい人が来てて嬉しかったけど緊張しました。進行はまぁ……うん……はい、ダメでした(笑)」(蒼波)と振り返った、ふたり。どうにも目を離せない存在であることは間違いない。

(取材・文/週プレNEWS編集部 撮影/鈴木昭寿)