発売中の『週刊プレイボーイ』46号で約1年半ぶりのグラビアに登場した護あさな

実写化不可能と言われた人気漫画『監獄学園ープリズンスクールー』がドラマ化、原作を再現した過激な描写が早くも話題となっている。

その中で、ドSでウルトラボディの裏・生徒副会長役を演じ、注目を浴びているのが護(まもる)あさな(25歳)だ。

彼女は2009年、高校在学中にグラビアデビュー。「グラビア史上最強」「奇跡そのもの」などと絶賛された身長171cm B90W55H87の見事なボディで一躍、大人気を博し、以降、女優として映画・舞台などで活躍している。

発売中の『週刊プレイボーイ』45号では約1年半ぶりのグラビアに登場。「うつくしいあなたへ」のタイトル通り、変わらぬ美貌と圧巻のボディを見せつけ、ドラマのファンをも新たに虜(とりこ)に!

11月には舞台『攻殻機動隊ARISE』(演出・奥秀太郎)、映画『劇場霊』(監督・中田秀夫)など立て続けに出演作が目白押し、ますます勢いに乗る彼女。その素顔を知るべく直撃したところ、意外な素顔が…。極端なほど少ない生なインタビューをお届けする!

―約1年半ぶりの登場ですけど、相変わらず美しい!

 いやいやいや(照)。

―今回の撮影はいかがでした?

 カメラマンが昔から撮っていただいている中村昇さんだったんです。だからすべてをお任せして、素直にカメラの前に立ってました。

―特に好きなカットはあります?

 う~ん。ラストページですかね。

―ソファーに座り、正面を向いてる小さめ水着のカットですね。

 私、自分の体では首や鎖骨周辺が気に入ってるんですよ。だから胸の上側から首回りがキレイに映ってて気に入ってます。

―キレイなカットですよね。でも鎖骨もいいですけど、やはりボリュームのある胸につい目がいってしまいます(苦笑)。昔から大きいんですか?

 中学生からかな。その頃は身長も今くらいになってたし。

―身長って171cmでしょ? 当時からそれって大きすぎでは?

 中2なのにいつも20歳くらいに見られました。先生からも「キミは制服が似合わないね」なんて言われてたりして(笑)。

いじめに遭った自分が変われるかも

―じゃあ、胸も…やはり今くらい(ゴクリ)。

 あははは。そうですね(笑)。

―うわ~っ!(瞬時、興奮し卒倒…)。グラビアファンから「史上最強のボディ」とか「奇跡のボディ」とか言われてますけど、もうその頃から完成されてたんですね!

 いやいやいや(照)。でも自分的にはコンプレックスでしたよ。いつも猫背で歩いてましたし、胸が目立たない服を選んできてました。

―でもそんな恵まれた体、芸能界が放っておかないでしょ。やっぱりスカウトされたんですか?

 はい。中学生の頃から宝塚に憧れてたんです。でも審査でダンスと歌があると聞いて。バレエをやってたからダンスは大丈夫だけど、歌は…って諦めたんです。そうしたら声をかけてもらって。

―女優をやりたかった?

 はい。女優になれば自分とは違う人物になれる、自分も変われるんじゃないかなって思ったんですよ。

―変わりたいって…自分がイヤだったの?

 そうですね。昔、いじめられてたんですよ。

―いじめ? それって靴を隠されたりとか…。

 そんなのはしょっちゅうでした。授業中、クラス全員が私の悪口を書いた手紙が回ってくるんですよ。あと先輩からもよく目をつけられたし。

―えーっ!

 今は昔の友達とも普通に会うんですけど、私、当時すごい浮いてたらしいんです。付き合いもよくないし、声もかけずらい雰囲気があったって。

―特別なオーラを持ってたゆえかも? 多感な時期だから、辛かったでしょうね。それで女優になれば新しい自分になれると。

護 そうなんです。

―確かに今思えば、デビュー時のグラビアも雰囲気からして普通のアイドルと違ってましたもんね。どこかギラギラしていたというか。

 そうかも。いつも何かと戦ってたんですよね。段々自分のことが好きになれたんで、今は随分丸くなったと思うけど。

文字通り体を張って演じました

―現在は出演中の『監獄学園~プリズンスクール』が話題です。これは女子ばかりの学校に入学した5人の男のコを描いた漫画原作のドラマですけど、護さんは裏・生徒副会長の芽衣子役。ウルトラボディのドSキャラって設定でハマってますね(笑)。

 ありがとうございます。今回、監督が井口昇さん(註:『片腕マシンガール』などを撮り、日本のティム・バートンとも呼ばれる異才)なんですけど、私、監督の作品が大好きだし、最初に出た映画も監督の『ゾンビアス』だったんで楽しくやらせてもらいました。

―『ゾンビアス』といえば、ぼっとん便所からゾンビが出てくるホラーで、護さんは自らお尻を出す熱演で監督を感激させたらしいですね(参考記事:週プレNEWS「“和製ティム・バートン”井口昇監督インタビュー『ボクは童貞のプロだったんです!』」

 あははは。トイレのシーンだったんですけど、そのほうが自然じゃないかなって。

―じゃあ今回も女優魂が炸裂しました?

 オーディションから全力でやりました。最初、作品も役柄も教えてくれないんです。ただアドリブで鞭を打って、罵詈雑言(ばりぞうごん)投げかけてくれって。だから「この豚野郎っ!」とか「ご褒美(ほうび)が欲しいのかい」とか、思い浮かんだ言葉を全部口に出して。あははは。

―なんだかゾクゾクしますね(笑)

 あと物語の中では筋トレをしたり、倒立をしたりとかするシーンが多いんです。実は普段は腕立てとかできないんですけど、文字通り体を張って演じましたね。

―11月からは『攻殻機動隊 ARISE』の舞台に映画『劇場霊』と出演作が続きますけど、漫画原作やホラー作品が多いですね。やっぱり現実離れしたボディと存在感があるからファンタジーのような世界に映えるというか。

 ですかね(笑)。私、すごいオタクなんで、2.5次元の作品に出れるのは嬉しいですよね。

―アニメや漫画が好きなんですか?

 大好きです! 深夜アニメは全作品を1話からすべて録画してるし、コミケに同人誌を買いに行くし、コスプレの友人がいるから撮影会にもカメラ持って行くし。ゲームもめちゃやります。

―えーっ、意外な印象かも。では一番好きな漫画は?

 『昴』(曽田正人)ですね。バレエの作品なんですけど、それが一番好き、いやもう、私にとってのバイブルですね!

―バ、バイブル?

 はい。主人公が、男の子を励ますため演技をするシーンがあるんですけど、そこで「自分を信じていれば夢がかなう」って言うんですよ。ものすごい感動するシーンで! 私、自分がくじけそうになると、いつもそれを読み返して元気をもらいます。今回の舞台の稽古にも単行本を持っていきました。

とにかく相手に尽くしちゃいますね

―グラビアやドラマでの姿からは想像がつかないですよ(苦笑)。あと、好きな異性のタイプも教えてもらえれば…。

 年上が好きですね。兄がふたりいて、私は昔から引っ込み思案で甘えん坊なんです。だから常に引っ張っていってほしいです。

―好きになったらどうなるの?

 とにかく尽くしちゃいますね! ご飯とか作りにいっちゃったり。あははは。

―では最後に今後の目標は?

 私、天海祐希さんが好きなんです。シリアスな役からコミカルな役までやれて、ドラマだけじゃなく舞台でも活躍されていて。惹きつける力が素晴らしい! 天海さんのようになりたいです!

―背も高いし憧れるのもわかる気が。役柄的には?

 か弱いキャラですね。『八日目の蝉』って井上真央さんが主演の映画で、小池栄子さんがおどおどした新聞記者の役をやってるんですけど、そういう役がいいですよね。普段キリッとした役が多いので、私もおどおどしてみたい(笑)。

―グラビアもまたお願いしますよ~。

 そうですよね(笑)。映画、舞台、ドラマ、そしてグラビア、まだ皆さんが見たことのない護あさなを、これからもどんどん見せていきたいです。皆さん、是非、応援してくださいね!

(取材・文/大野智己、撮影/中村昇)

護あさなのグラビアが掲載されている『週刊プレイボーイ』45号は絶賛発売中!

■護あさな(MAMORU ASANA)1990年5月4日生まれ 東京都出身 身長171cm B90 W55 H87 血液型=B型○映画『劇場霊』(11月21日〈土〉より全国公開予定)、ドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』に出演中。そのほか最新情報はオフィシャルサイトでチェック! http://fmg.jp/woman/mamoru/